JAL 最新国際線仕様の「ボーイング737」誕生へ シートは黒色 「要望多かった」設備も導入
確かに「最近のJALっぽい」内装。充実設備も魅力です。
20日の北九州行きから
JAL(日本航空)が2022年8月20日より、機内仕様を刷新したボーイング737-800国際線仕様機を就航させます。導入初便は国内線運用となり、20日のJL373便(羽田午前08時00分発→北九州9時35分着)です。
JALボーイング737-800。当該機「JA321J」と同型機(乗りものニュース編集部撮影)。
新仕様の737-800国際線仕様機となるのは、「JA321J」。今後は同機では、2007年の導入以降続いていた機内インテリアデザインを刷新。従来のクリーム色をベースにしたデザインから、黒を基調としたものに変更されます。なお、この機では以下のような改修が図られます。
・客室内照明のLED化
・座席カバー、カーテン、カーペットのデザイン変更
・PC電源装着座席を拡大(座席列15/22/45を除く全席で利用可能)
・機内Wi-Fiシステムの装備(機外にアンテナ設置。特に要望が多かったという)
JALによると、737-800国際線仕様機については、今後順次改修を進めていくとのこと。この機では、英国tangerine社の監修のもと、エアバスA350・ボーイング787国内線仕様機や、ボーイング777-300ER国際線仕様機のリフレッシュ改修機材と同様のコンセプトを採用しており、同社は「内際を問わず一貫したデザインコンセプトの客室空間を提供いたします」としています。