中学生がサミット 観光都市の未来考える 日光
来年、日本で開かれる先進7カ国首脳会議G7サミットに伴う会合の誘致を目指している日光市で20日、中学生と市長が意見を交わすサミットが開かれました。
この催しは、若い世代に日光市の未来について考えてもらおうと日光青年会議所が初めて開いたものです。
G7サミットで栃木県が関係会合の会議場に提案している奥日光の高級ホテルザ・リッツ・カールトン日光を会場に市内の中学校11校から生徒会役員13人が参加し粉川昭一市長と学校生活で改善してほしい点などについて話し合いました。
参加者からは、小中学生に配布されているタブレット端末について「ほかの中学校との交流に使用すべき」や「インターネットの利用環境をもっと整備すべき」といった意見が出ました。
また、「日光市が持続可能なまちとして残っていくためには」という議題では「観光客を呼ぶために中学生発案のイベントなどを行いたい」などという声があがり、議論は熱を帯びました。