日光市の世界遺産・日光二荒山神社で、恒例の「日光風鈴まつり」が開かれていて、心地よい涼しげな音色が境内に響き渡っています。

風鈴は、日光二荒山神社の職員で陶芸家でもある佐藤和彦さんが自宅の窯で制作しました。

陶器と磁器の2種類があり、楼門(ろうもん)や拝殿の前、有料拝観エリア「神苑(しんえん)」などにおよそ900個が設置されています。

今年は、10月の「いちご一会とちぎ国体・とちぎ大会」を応援しようとイチゴを描いた風鈴や、神苑に植えられている四つ葉のクローバーをデザインした風鈴も飾られました。

また、8月限定の風鈴が描かれた御朱印も人気を集め、願い事を書いた短冊を取り付ける「祈願風鈴」やメロディーを奏でられるように音階を表現した風鈴もあります。

この日は厳しい暑さの中、時折さわやかな風が吹き、境内には形や音色が異なる風鈴の涼しい音が響いていました。

「日光風鈴まつり」は9月11日まで開催され風鈴は神社で購入もできます。