大田原警察署は18日、大規模災害で庁舎が使えなくなったときに一時的に活動ができる拠点として利用できる協定を大田原高校と結びました。

 

協定の締結式には、大田原警察署の大塚勝明署長と大田原高校の植木淳校長が出席し協定書に署名しました。協定では地震や豪雨などさまざまな大規模災害による被害で警察署が使用できなくなったときに、代わりの活動拠点として大田原高校を一時的に利用できることを定めています。

 

これまでは、警察署から約10キロ離れた黒羽交番を代わりの施設としていましたが、渋滞などにより資材の移動が困難になることが予想されていました。そこで今回、大田原警察署は黒羽交番に加えて警察署から約700メートルと近距離にある大田原高校に協力を依頼し、代替拠点を設けたということです。