新型コロナウイルスについて栃木県と宇都宮市は17日、新たに6人の死亡と2,075人の感染を確認したと発表しました。

感染が確認されたのは、県の発表分が1,465人、宇都宮市の発表分が610人の合わせて2,075人です。病床使用率は16日時点で62.6%です。県内の感染者は累計で16万5,205人になりました。

また、県は新型コロナウイルスに感染し、入院や施設で療養中だった40代から80歳以上の男女合わせて6人の死亡を発表しました。県内の死者は累計で358人になりました。

クラスターの情報です。大田原市の障がい者施設で職員と利用者合わせて34人、宇都宮市の高齢者施設で職員と入所者合わせて18人の感染が確認されています。

そのほかの関連情報です。県は17日、県南部に県内2カ所目の臨時医療施設を設置し患者の受け入れを開始しました。病床は50床でこれで県内全体の病床の数は649床になりました。 

県は現在20代を対象に行っている抗原定性検査キットを配布する「配送センター」とこの検査などで陽性が確認されたときに医療機関を受診することなく診断を受けられる「陽性者登録センター」について18日から対象者を「県内在住の20代から40代までの軽症で重症化リスクの低い人」に拡充すると発表しました。

関東近県の状況です。埼玉県では、13人の死亡と9,990人の感染、茨城県では、2人の死亡と2,620人の感染、群馬県では、4人の死亡と2,417人の感染を確認しています。