コストコの『冷凍殻付きあわび(生食可)』はどう食べる? 刺身もいいけどバターソテーが絶品おすすめ
コストコで販売されている『冷凍殻付きあわび(生食可)』はご存じでしょうか。
オーストラリア産のあわび(タイガー種)が1kg(9個前後)。解凍して、刺身でいただくことも可能です。特におすすめしたいのはバターソテー。フライパンで焼くだけで、絶品のごちそうを楽しめますよ。
埼北水産|冷凍殻付きあわび(生食可)|6,980円
こちらがコストコの冷凍魚介コーナーで販売されている『冷凍殻付きあわび(生食可)』(品番:94343)。内容量1kgで、お値段は6,980円(税込)です。購入したものには、あわびが9個入っていました。1個(殻付きで111gほど)あたりのコスパ(単価)は約776円。
オーストラリア産のあわびで、大きさは10cmほど。「タイガー種」と呼ばれるもので、うすひらあわびとあかあわびの交雑種なんだそう。輸入者は埼北水産です。
調理方法は?
あわびの表面についた氷の皮膜(グレーズ)を流水で落とし、氷水に漬けて解凍。今回は2時間くらいかかりました。
こちらが解凍されたオーストラリア産あわび。汚れなどは落とされている印象ですが、気になる場合はたわしでこするか、塩を振ってもみ洗いしましょう。ただし、塩をかけると身が締まって固くなるとも言われているので、ほどほどに。
殻が薄い側から、殻と身の間にテーブルナイフなどを差し込んで、貝柱をはがします。貝柱がはがれたら、手で殻と身を分離させます。
身に沿って貝ヒモと内臓がついているので、これらを包丁で切り離します。内臓の端にある三角の部分が肝。バターソテーのソースに使うと美味しいですよ(後述)。
身の端っこ(テーブルナイフを差し込んだ側)に口があります。これを切り取って、残った部分をいただきましょう。
刺身はコリコリ食感を楽しめる
飾り包丁を数本入れてから、薄くスライスします。これを殻に盛り付ければ、あわびの刺身のできあがり!
身はコリコリとした食感で、わりと塩気のある味。その奥に、ほんのり甘みを感じます。刺身で食べるという贅沢感は楽しめるものの、感動するほど美味…という印象はないですね。
バターソテーと肝ソースが絶品!
加熱調理も試してみました。フライパンでバターを溶かしてから、切れ込みを入れたあわびを投入。中火で表裏を焼いていきます(ついでに貝ヒモも)。あわびを取り出したら、バターを追加し、刻んだ肝を投入して炒めます。仕上げにしょうゆを加えて、肝ソースのできあがり。
あわびのバターソテーと肝ソースが完成! 付け合わせはししとう。レモンも添えました。
このバターソテー、こうばしさがありつつ、味わいはコク深。身も適度な歯ごたえを楽しめる柔らかさで、最高のごちそうに仕上がりました。肝ソースはくさみもなく、奥行きのあるうまみで美味しく彩ってくれます。レモン汁で酸味を効かせるのもグッド!
さらなるアレンジとして、肝ソースを作ったフライパンに白飯とこしょうを投入して炒めます。この焼きめしにバターソテーをのせれば、うまみのすべてが詰め込まれた極上の丼に! ぜひお試しあれ。
カロリーは?
カロリーもチェックしておきましょう。
ラベルの表示によると、『冷凍殻付きあわび(生食可)』は100gあたり89.6kcal(たんぱく質 14.1g、脂質 1.6g、炭水化物 4.5g(糖質 2.5g)、食塩相当量 2.5g)です。本品1個の重量は111g程度ですが、殻や内臓なども含まれるため、それを除いた可食部は半分程度になるかと。お召し上がりの際の目安にしてください。