Aputure初のチューブライト「MT Pro」登場

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Aputure初となる、フルカラーミニLEDチューブライト「MT Pro」が発表された。RGBWWのフルカラーLEDライトで、全長30cmのコンパクトサイズの中に36ピクセルのLEDチップが内蔵しており、よりスムーズで滑らかなグラデーションFXが可能になったという。

主な特徴

  • 全長30cmのコンパクトサイズにRGBWWチューブライト・36ピクセルLEDを内蔵
  • 9つのSystem FXと7つのPixel FX
  • Sidus LinkとCRMX対応(別売りDMXアダプター有)
  • 色温度:2,000〜10,000K(G/M補正)
  • 高演色:TLCI 98、SSI(D56)73、SSI(タングステン)84
  • バッテリー内蔵で最長2時間駆動(軽量の391g)

MT Proは、1フィートのミニLEDライトの中に36個の超微細RGBWWピクセルが詰め込まれている。LEDピクセルライトとしては滑らかなピクセルチェイスとエフェクトを生成し、ピクセル間を高速で移行する機能を備えているため、肉眼で個々のピクセルを区別することは事実上不可能だという。

インカメラで実用的に、オンカメラでフィルライトとして、隠れたアクセントとして、あるいは外出先でのコンテンツ制作や製品撮影などに使用可能。

プロ用ライトとして、2,000K〜10,000Kの広いCCT範囲を通して非の打ち所のない色品質を維持し、グリーン・マゼンタのフルアジャストメントが可能だとしている。CRI 95、TLCI 98、SSI(D56)73、SSI(タングステン)84と、Aputureの高い色忠実度基準を維持し、常に正確な肌色を作り出すという。

フルカラーのAputureやamaranに搭載されている9つのSystem FXを内蔵しており、それぞれのレイヤーで可変制御が可能。さらに、ミニLEDライトバーには36ピクセルが搭載されており、ユーザーは7つのPixel FXをアンロックできる。MT Proのエフェクトを簡単に切り替えることで、ワークフローを簡素化し、複雑なプログラムを使用せずに、クリエイティブなコントロールを実現する。

白色点調整機能を備えたアドバンストHSI、業界標準のxy(CIE 1931)、RGBチューニングなど、重要なカラーコントロールを備えている。また、フルカラー機能用に独自のRGBWW LEDチップを搭載し、Rec.2020色空間の90%以上を再現することも可能だ。

※SIDUS Linkによるxyコントロールが可能

LumenRadio CRMXによるリモートで接続、「USB-C to 5-Pin XLR In & Out DMX」アダプターによる有線DMX経由での外部接続、モバイルアプリ「Sidus Link」を介しての直接接続のいずれにおいても既存の照明ワークフローへのシームレスな統合を保証するとしている。

※Aputure USB-C to 5-Pin XLR In & Out DMXアダプターは別売

MT Proのモバイルアプリコントロール「Sidus Link」は、便利でワイヤレスなコントロールを必要とする映画制作者やコンテンツ制作者のために、出力を細かく調整し、ピンポイントの精度で色を選択し、内蔵System FX、SidusPro FX、さらにPixel FXを含む多数の照明FXへのアクセスが可能。Sidus Linkを使用すると、ライトの出力のあらゆる角度から直接制御・同期することが可能。

ネオジム磁石を内蔵し、1/4-20インチのスクリューマウントを2つ備えているため、コンパクトなミニLEDライトをほぼどこにでも取り付けられるように設計されている。付属のミニ三脚を使用して、卓上ですばやく簡単にセットアップでき、頑丈なグリップも使用可能。折りたたみ式の45°グリッドを使えば、被写体にさらに焦点を合わせてコントロールすることも可能だ。これらのアクセサリーはEVAパッド入りのキャリングケースに収められたオールインワンソリューションとなる。