小型4台、中型2台が導入予定です。

2023年夏に開業予定


「BRTひこぼしライン」のバス車体のイメージ(画像:JR九州)。

 JR九州は2022年7月28日(木)、鉄道からバス運行に移行する日田彦山線の添田〜日田間の「BRTひこぼしライン」に使用されるバス車両を発表しました。運行開始は2023年夏の予定です。

「BRTひこぼしライン」は、2017年の豪雨で被災し、鉄道復旧が断念された区間を、敷地を活用しバス専用道に切り替えるなどして運行されるものです。先月末には、路線内に旧鉄道駅を含め37駅を設定すると発表されていました。

「BRTひこぼしライン」に使用されるバス車両は計6台。うち4台がBYD製の小型電気バス(定員25名・座席17席)、2台がいすゞ自動車製の中型ディーゼルバス「エルガミオ」(定員56名、座席28席)となっています。

 6台のバス車両はそれぞれ異なり、地域の特色を活かした配色となっています。小型バスは「棚田カラー」「しゃくなげカラー」「水郷カラー」「ゆずカラー」、中型バスは「あやめカラー」「やまなみカラー」。6台とも基本デザインは路線名にあやかり「おりひめの羽衣」をイメージしています。

 バスの内装は「ひこぼし」をちりばめたシートデザインで、各バス車体のカラーと共通です。床材は木目調となっています。

 今後、ダイヤや所要時間、運賃については決定され次第発表されるとのことです。