ゴミどれだけ出してる?が一目瞭然 計量器付きゴミ収集車に新型 環境意識の高まりに対応
ゴミ処理のコストは重さが基準です。
計量器付きも「標準車」と同等サイズに
特殊車両の架装メーカーである極東開発工業(兵庫県西宮市)が2022年7月26日(火)より、回収物重量をその場で計量できる計量装置付きゴミ収集車「スケールパッカー」に、新型ロードセル(計量装置)を搭載した「シャフト式 スケールパッカー」を開発、3.5t車級プレス式ゴミ収集車「プレスパック」向けに設定し発売しました。
シャフト式 スケールパッカー(画像:極東開発工業)。
新開発の「シャフト式 スケールパッカー」は、新型ロードセルの採用により、計量装置なしの標準車と同等の車両全高、投入口地上高、積載容積を実現し、作業性が大幅に向上。また従来は対応できなかった機種への架装を可能にしたといいます。環境配慮への意識の高まりに応える新しい計量装置付ごみ収集車とのこと。
回収したゴミの量をその場で測定できるため、重量や日時などの情報をゴミ減量の推進運動に活用できるほか、ゴミ回収業者と顧客とのあいだで取引価格の明確化が図れるということです。
計量器付きゴミ収集車「スケールパッカー」は、極東開発工業が20年前に国内で初めて発売(同社調べ)。廃棄物処理料金は基本的に重さで決まるため、廃棄物管理の見える化などに役立っているといいます。