鹿屋農vs曽於 8回、集中打で突き放す・鹿屋農
8回、集中打で突き放す・鹿屋農
<第104回全国高校野球選手権鹿児島大会:鹿屋農8−2曽於>◇13日◇2回戦◇平和リース
鹿屋農と曽於の大隅対決は中盤以降、大きく得点が動く展開となった。
3回まで両者無得点。4回表、曽於は2死二塁から1番・矢上 竜太郎(2年)の左越え二塁打で先制した。
その裏、鹿屋農は1死から3連打を浴びせ、7番・浅井 力玖(2年)の中前2点適時打ですぐさま逆転に成功した。5回は4番・下宮蓮十(3年)の中前適時打で3点目を挙げた。
曽於は7回表、1番・矢上、3番・切通 佑一朗(3年)の2本の二塁打で1点を挙げ、1点差に詰め寄る。
8回裏、鹿屋農は6安打を集中。1死二、三塁から1番・前田 一志(1年)の中越え2点適時二塁打を皮切りに、3番・前田 武蔵主将(3年)の右越え二塁打、5番・大窪 翼(3年)の左前適時打など、打者10人で計5点のビッグイニングを作って一気に流れを引き寄せた。
9回表は力投を続けた先発の伊牟田 悠斗(3年)が三者凡退で打ち取り、曽於との大隅対決を制した。
(取材=政 純一郎)