西鉄天神大牟田線「雑餉隈〜下大利」ついに高架化完了 19年越し 電車も時短に
一挙19か所の踏切なくなります!
福岡市〜大野城市の5kmを高架化
西日本鉄道は2022年7月5日(火)、天神大牟田線の雑餉隈〜下大利間(福岡市〜大野城市)間について、8月28日(日)の始発より電車の運行を高架に切り替えると発表しました。
高架化工事中の春日原駅(画像:福岡県)。
高架化区間は約5kmで、2003年から事業が進められてきました。これにより19の踏切がなくなり、交通渋滞の解消につながるといいます。同時に下大利駅は新駅舎の使用が開始、それ以外の3駅は改札からホームまでの通路が変更となります。
当日はダイヤ改正も実施され、高架化区間を運行する電車の所要時間が最大2分短縮になるそうですが、一部時間帯は「ご利用状況に合わせて運行本数を見直します」とのこと。ダイヤの詳細は追って発表されます。
なお、高架切替作業に伴い、前日の8月27日(土)は終電の繰り上げ、当日の28日(日)は初電の繰り下げが実地されます。27日は西鉄福岡(天神)22時30分発の大牟田行き急行が最終に。28日は7時30分頃から順次運行を開始するということです。ただし筑紫駅以南に関しては通常通りの運行になります。