業務スーパーにある『干しカレイ』はどうなの? 味付け・食感・おかず度をチェックしてみた
業務スーパーで販売されている『干しカレイ』をご存じでしょうか。
干したカレイがまるごと2尾入った冷凍魚介。身の引き締まった食感と凝縮されたような旨みで、煮物でも焼き魚でも無難においしく仕上がります。際立った個性はないものの、おかず用にチョイスしやすい一品ですよ。
オーシャンチョイスインターナショナル|干しカレイ|321円
業務スーパーでは321円(税込、税抜298円)で販売中。冷凍干しカレイが2尾入って、グラム数は未記載(編集部での実測値は約310g)。原産国はタイ、輸入・販売はオーシャンチョイスインターナショナル。
コスパ(単価)は100gあたり約104円(実測値からの計算なので参考程度に)。カレイの品種は未記載。業スーの冷凍カレイは他にも『骨取りカレイ切り身』(500g・537円・約107円/100g)などがラインナップされています。
使い方は、冷蔵庫などで半解凍してから表面に切れ込みを入れ、好みのレシピで加熱調理するだけ。解凍時間は30分〜1時間程度。煮付ける場合は、調味液を合わせて落し蓋をして数分加熱すればOKです。フライパンで焼き調理する場合、身がこびりつきやすいので、クッキングシートを敷いておく必要があります。
約25cmほどの大きさがあるので、晩ご飯おかずのメインを十分張れるボリュームです。ただし脂は少なめで、身の厚さも比較的薄め。骨も除去されていないので注意が必要です。
焼き魚にすると汁気が少なくパサパサした印象になります。どちらかといえば煮付けにして柔らかく仕上げるのがおすすめですね。いずれにせよふっくら感はあまり際立たず、引き締まった硬めの口当たりです。
一方でお味は悪くない印象。食塩と昆布だしで下味を付けてあり、そのままご飯おかずになるほど濃厚な旨みを感じます。食感的には好みを選ぶところがあるものの、味のクオリティは合格点。手堅い選択肢に入る魚介おかずですよ。
特徴をまとめると以下のようになります。
カットされていない干しカレイがまるごと入った冷凍魚介脂のりは悪く、身も薄いものの、密度感のある引き締まった食感素材の旨みが凝縮されたような濃厚感で、白米おかずには十二分扱いやすさを重視するなら『からすがれい切り身』(270g・429円・約159円/100g)などがおすすめ