出雲は競合路線がけっこう多いです。

出雲線は東京発着と2路線体制に

 ウィラーが2022年7月28日(木)より、高速バス「ウィラーエクスプレス」の新路線として大阪〜米子・松江・出雲線の運行を始めます(出雲発は7月29日より)。予約も6月27日から始まりました。


ウィラーエクスプレス(乗りものニュース編集部撮影)。

 大阪方面と米子駅、松江駅、出雲市駅をそれぞれ結びます。車両は、顔を隠せる“カノピー”つき4列シートを搭載した「リラックス」。運賃は米子、松江発着が4400円〜、出雲発着が4900円〜です。運行は帝産観光バスが担当します。

 計3往復が設定されますが、ダイヤがちょっと特徴的です。「出雲市4時30分発」や「出雲市25時05分着」といった便のほか、1本は「梅田23時50分発」の夜行となっています。

 山陰側から大阪へ向かうニーズを汲んだ早朝発、夜中着の昼行便は発着地をUSJ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)に設定し、1日遊んで日帰りができるようになっています。また、大阪から出雲方面へ向かう人向けに梅田7時発と夜行を設定するなどしています。

 ウィラーは今回の大阪線のほかに、東京(新宿)〜米子・松江・出雲線を運行しており、山陰方面は2路線体制となります。

 ちなみに、予約サイト「WILLER TRAVEL」では開設記念として、8月末の出発便まで運賃880円の「だんだん割」も設定されています(売り切れ次第終了)。