ディアヌ賞・フォールインラブ (C)平松さとし

写真拡大

 19日、フランス・シャンティイ競馬場で行われた仏オークス・ディアヌ賞(G1・3歳牝・芝2100m)に、フランス遠征中の大野拓弥騎手が、野村茂雄オーナー(3Sレースホースマネジメント)が所有する、フォールインラブ(牝3・仏・清水裕夫)で参戦し5着となった。 【プラチナジュビリーS】中内田師「適性の問題だったかも」グレナディアガーズは19着敗退

馬群を捌いて見せ場を作る

 レースは18頭立てで行われ、大野騎乗のフォールインラブは15番枠からのスタート。ゆっくりとしたスタートで最内へ誘導、序盤は最後方からレースを運んだ。内ラチ沿いを進みコーナーワークで徐々にポジションを上げていく形となり、直線入口から馬群の中を縫うように進出。狭いスペースを上手く捌いていき差し脚を伸ばしたが5着入線、見せ場は十分に作り惜しい競馬だった。    勝利したのはH.ドイル騎乗、ナシュワ。女性騎手がディアヌ賞を勝利したのは史上初。ディアヌ賞はフランスの牝馬クラシック第2戦。フランス競馬では凱旋門賞とともに非常に注目度の高いG1レースの一つ。