壮絶な半生を乗り越えて今がある。副島淳、本音全開で半生を語った!
NHK「朝イチ」やTBS「ひるおび」等でお馴染みの副島淳さんが、自分の半生を語った初の書籍『いま君のいる場所だけが、世界のすべてじゃない』(潮出版社)が6月20日に発売される。
『いま君のいる場所だけが、世界のすべてじゃない』(潮出版社)最近では、バラエティー番組やドラマ、映画を中心に、他にはない存在感を発揮する副島さん。しかし小学校時代には、日本人の母親とアフリカ系アメリカ人の父というミックスルーツを理由に壮絶ないじめにあったそうだ。物心がついた時から父親がいなかったこともあり、周りの子どもたちとの違いに苦しみ、次第に心を閉ざすようになってしまった。
そんな副島さんに、お母さんは「いじめられるのはみんなが淳に興味をもっているから。いつか必ず状況はよくなるよ」と優しく支え続けてくれた。その言葉の通り、中学生になり部活を始めると、周りからの反応も小学校時代とは一変したという。
コラム「かつてのコンプレックスが武器になった」コラム「かつてのコンプレックスが武器になった」
いじめ、差別など、幼少期から傷つくことの多かった半生を本音全開で語る本書は、今の自分のことが嫌いな人、自分らしさに苦しむ人、周りに味方がいないと感じる人の心に優しく寄り添ってくれるはず。
今いる場所が、どうにもならない地獄のよう所だったとしても、その場所だけが人生の全てではない。本書は、苦しんでいる人が呼吸しやすく、のびのびと生きられる環境に出会うきっかけになってくれるかも。副島さんは、苦しかったことだけではなく、温かく支えてくれた人との縁についても話している。
目次目次
各章の最後には、コラム「副島 淳 魂のつぶやき」も掲載。
巻末には、副島さんが芸能界の姉と慕う、タレント・LiLiCoさんとのスペシャルトークも収録されている。LiLiCoさんは、次のように副島さんを応援し続けてくれたという。
「芸能人としての淳の強みは、この見た目で紛れもない"日本人であること"なの。日本語は完璧だから、カンペも読めるし、台本もすぐに理解できる。日本的な礼儀とか挨拶も問題ない。(中略)かつてはみんなからバカにされて、いじめられた部分が、そのまま芸能界でのあなたの強みになっている。だからその強みはどんどん生かしたほうがいい」
本書の刊行を記念して、サイン会&撮影会が開催される。
日時:2022年6月23日(木)18:00〜
場所:書泉ブックタワー9F(秋葉原)
参加方法:予約制
■副島 淳(そえじま・じゅん)さんプロフィール
俳優・タレント。1984年東京都生まれ。千葉県柏市立柏高等学校時代、バスケットボール選手として全国高等学校総合体育大会やウインターカップに出場、東京成徳大学でも活躍。その後、俳優、タレントとしてデビュー。NHK「あさイチ」火曜日レギュラー、TBS「ひるおび」木曜日レギュラー、「日立 世界・ふしぎ発見!」などで活躍中。2020年のテレビ番組で、父親が日本で活動した俳優のウイリー・ドーシー、異母兄が元プロバスケットボール選手・日本代表の高橋マイケルであることが明らかになった。
※画像提供:潮出版
書名: いま君のいる場所だけが、世界のすべてじゃない
出版社名: 潮出版
出版年月日: 2022年6月20日
定価: 1,650円(税込)
判型・ページ数: 四六判・176ページ
ISBN: 9784267023491
(BOOKウォッチ編集部)