【水難事故】川遊びの注意点と対策!実は事故が起きやすい“魔の時間帯”があるんです…その理由とは
今年のゴールデンウィーク中、水難事故が連日ニュースとなっていました。いまの時期は「川」の事故が多いそうです。自然のなかで過ごすことは3密を避けられるし、これからグングン気温が上がるので水辺のレジャーはますます人気になります。「自分は大丈夫」という油断や慢心が事故を引き起こすので注意が必要です。今回は情報番組『news every.』で特集していた「水難事故はなぜ起きるのか?」を参考に、注意点をまとめてみます。
【解説】船で事故が起きたらどうする⁉海に投げ出されたら…「ラッコ姿勢」「靴は脱がない」が鉄則です!
水辺で過ごす楽しい時間が一変!悲しい事故が起きた…
これからの季節は、バーベキューや釣り・キャンプなどで水辺に行く機会が増えてくると思います。水辺で遊ぶとき、常に注意を怠らないようにしたいのが「水の事故」。
番組では先日のゴールデンウィーク中に起きた水辺の事故を紹介していました。
例えば…。
5月3日、静岡県島田市で起きたのは、痛ましい川での事故。
家族と川に遊びに来ていた7歳の女の子が溺れて亡くなったそうです。
5月4日には新潟県村上市の海で、釣りをしていた男性2人のボートが沖に流されて1人が亡くなりました。
さらに5月5日には、愛知県豊田市の矢作川で、友人とバーベキューに来ていた19歳の男性が川に流され、亡くなる事故が…。
男性は、川遊びをしていたそうです。
楽しい思い出づくりのために訪れた水辺で、悲しい事故が起きるなんて…。
このような辛い想いをする方は、1人でも少なくなってほしいもの。
読者の皆さんに危機管理意識を高めていただけるよう、番組で紹介していた内容を中心に、事故が起こる原因やどのようなことに気をつけるべきか?など、詳しく紹介していきたいと思います。
時間帯によって「水の事故」の発生件数は違う
今の時期に増えてくるのは「川」での事故らしいのですが、どうして事故は起きてしまうのでしょう。
実はそれ、事故が起きやすい”時間帯”にも関わりが深いようです。
『news every.』で紹介されていた河川財団の見解によれば…。
時間帯別にみた「水の事故」の発生件数は、午後1時から午後4時の時間帯が多いとのこと。
最も多いのが午後2時、その次が午後3時だそうです。
どうして時間によって発生件数が違ってくるのかというと、まず考えられるのは「暑さ」です。
なるほど、確かに。気温が上がって暑くなれば、目の前にある水に飛び込みたくなりますよね。
そこへ、昼食後の眠気や疲労、飲酒なども事故を引き起こす要因として挙げられていました。
「疲労を感じる」「眠い」「飲酒した」ときは、絶対に川に入らないでください!!
何をしているときに事故に遭うのか…?
番組によると、川での事故で最も多いのは「川遊び」。次に「魚取り・釣り」がくるそうです。
さらに「ボート遊び」で事故に遭うケースも少なくないようです。
川は場所によって水の流れや勢いが違ったり、急に深くなったりします。
足をつけてパチャパチャ遊んでいるだけでも急に体を持っていかれたり、思いもかけず深いところに踏み入れてしまったりという危険が。遊ぶとき、泳ぐときは場所選びがとても重要なんですね。
実際、川岸にいただけなのに、滑ってしまったら水の勢いが激しくそのまま流されて…というケースは少なくないそうです。
コレ、完全に油断してしまっているパターンかと思うので、本当に怖いです。気を引き締めないと!
さらに番組では、”事故に遭いやすい人”についても言及していました。
前出の河川財団が調査した「年代別の水難者数」によると、高齢者を含めない大人が4割と一番多いのだとか。それに対して中学生以下の子どもは2割。
子どもだけが事故に遭いやすいわけではないようです。
それにしても大人がこんなに…油断なんでしょうか、慢心なんでしょうか。「自分だけは大丈夫」なんて思い込んで無茶をして…がありそうです。もっと危機意識を持つことが大切かと。
実はわたしも川遊びに行ったときに、友人が岩の高いところから川へ何度も飛び込むのを見て「危ないな…」と思ったことがあります。友人は浮き輪を持って流れの早い場所にも行き、流されることを楽しんでいましたが、いくら浮き輪があるとはいえ危険ですよね。もしあのまま帰ってこなかったら…と思うとゾッとします。
ライフジャケットが大事!
『news every.』では、そうした水の事故を防ぐ方法として、ライフジャケット着用の重要性を説いていました。
人は溺れかけると本能的に手を挙げ、助けを求めて叫ぶもの。
ただ、実は大きな声を出すと、肺の中から空気が抜けて浮力が減少、さらに沈みやすくなってしまうそうです。
おまけに、手を上げれば頭部が水面より下に沈んでしまう。それで呼吸をしようと必死になったら逆にパニックに陥り、溺れてしまう…というのです。
でも、ライフジャケットを装着していれば、頭部は水面から上に出すことができます。
呼吸もできるし、大きく手を振ることもできるのです。
とはいえ、ライフジャケットを装着してるからって必ず安心というわけではありません。
自然の中で遊ぶ以上、油断は禁物と胸に刻んでくださいね!
さらに番組では、子どもを川で遊ばせる場合についても解説しています。ポイントは親のポジションです。
なるべく子どもの位置より下流側にいることが大切とか。というのも、万が一子どもが流された場合、上流にいたのでは追いかけても流れに追いつくのは難しいから。
下流にいれば、子どもが流されても受け止めることができます。
位置関係を把握することもとても重要なんですね。
*川の事故についてまとめてみると*
・川の状態は常に変化します。安全と思われる場所でも十分に注意!
・疲労や眠気、酒気帯びで絶対に川に入らない!
・ライフジャケットを着用する!
・子どもを遊ばせるなら親は下流側に!
これらを意識して、水の事故が起こらないように気をつけながら、水遊びを楽しんでいただきたいと思います!
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番組では先日のゴールデンウィーク中に起きた水辺の事故を紹介していました。
例えば…。
5月3日、静岡県島田市で起きたのは、痛ましい川での事故。
家族と川に遊びに来ていた7歳の女の子が溺れて亡くなったそうです。
5月4日には新潟県村上市の海で、釣りをしていた男性2人のボートが沖に流されて1人が亡くなりました。
さらに5月5日には、愛知県豊田市の矢作川で、友人とバーベキューに来ていた19歳の男性が川に流され、亡くなる事故が…。
男性は、川遊びをしていたそうです。
楽しい思い出づくりのために訪れた水辺で、悲しい事故が起きるなんて…。
このような辛い想いをする方は、1人でも少なくなってほしいもの。
読者の皆さんに危機管理意識を高めていただけるよう、番組で紹介していた内容を中心に、事故が起こる原因やどのようなことに気をつけるべきか?など、詳しく紹介していきたいと思います。
時間帯によって「水の事故」の発生件数は違う
今の時期に増えてくるのは「川」での事故らしいのですが、どうして事故は起きてしまうのでしょう。
実はそれ、事故が起きやすい”時間帯”にも関わりが深いようです。
『news every.』で紹介されていた河川財団の見解によれば…。
時間帯別にみた「水の事故」の発生件数は、午後1時から午後4時の時間帯が多いとのこと。
最も多いのが午後2時、その次が午後3時だそうです。
どうして時間によって発生件数が違ってくるのかというと、まず考えられるのは「暑さ」です。
なるほど、確かに。気温が上がって暑くなれば、目の前にある水に飛び込みたくなりますよね。
そこへ、昼食後の眠気や疲労、飲酒なども事故を引き起こす要因として挙げられていました。
「疲労を感じる」「眠い」「飲酒した」ときは、絶対に川に入らないでください!!
何をしているときに事故に遭うのか…?
番組によると、川での事故で最も多いのは「川遊び」。次に「魚取り・釣り」がくるそうです。
さらに「ボート遊び」で事故に遭うケースも少なくないようです。
川は場所によって水の流れや勢いが違ったり、急に深くなったりします。
足をつけてパチャパチャ遊んでいるだけでも急に体を持っていかれたり、思いもかけず深いところに踏み入れてしまったりという危険が。遊ぶとき、泳ぐときは場所選びがとても重要なんですね。
実際、川岸にいただけなのに、滑ってしまったら水の勢いが激しくそのまま流されて…というケースは少なくないそうです。
コレ、完全に油断してしまっているパターンかと思うので、本当に怖いです。気を引き締めないと!
さらに番組では、”事故に遭いやすい人”についても言及していました。
前出の河川財団が調査した「年代別の水難者数」によると、高齢者を含めない大人が4割と一番多いのだとか。それに対して中学生以下の子どもは2割。
子どもだけが事故に遭いやすいわけではないようです。
それにしても大人がこんなに…油断なんでしょうか、慢心なんでしょうか。「自分だけは大丈夫」なんて思い込んで無茶をして…がありそうです。もっと危機意識を持つことが大切かと。
実はわたしも川遊びに行ったときに、友人が岩の高いところから川へ何度も飛び込むのを見て「危ないな…」と思ったことがあります。友人は浮き輪を持って流れの早い場所にも行き、流されることを楽しんでいましたが、いくら浮き輪があるとはいえ危険ですよね。もしあのまま帰ってこなかったら…と思うとゾッとします。
ライフジャケットが大事!
『news every.』では、そうした水の事故を防ぐ方法として、ライフジャケット着用の重要性を説いていました。
人は溺れかけると本能的に手を挙げ、助けを求めて叫ぶもの。
ただ、実は大きな声を出すと、肺の中から空気が抜けて浮力が減少、さらに沈みやすくなってしまうそうです。
おまけに、手を上げれば頭部が水面より下に沈んでしまう。それで呼吸をしようと必死になったら逆にパニックに陥り、溺れてしまう…というのです。
でも、ライフジャケットを装着していれば、頭部は水面から上に出すことができます。
呼吸もできるし、大きく手を振ることもできるのです。
とはいえ、ライフジャケットを装着してるからって必ず安心というわけではありません。
自然の中で遊ぶ以上、油断は禁物と胸に刻んでくださいね!
さらに番組では、子どもを川で遊ばせる場合についても解説しています。ポイントは親のポジションです。
なるべく子どもの位置より下流側にいることが大切とか。というのも、万が一子どもが流された場合、上流にいたのでは追いかけても流れに追いつくのは難しいから。
下流にいれば、子どもが流されても受け止めることができます。
位置関係を把握することもとても重要なんですね。
*川の事故についてまとめてみると*
・川の状態は常に変化します。安全と思われる場所でも十分に注意!
・疲労や眠気、酒気帯びで絶対に川に入らない!
・ライフジャケットを着用する!
・子どもを遊ばせるなら親は下流側に!
これらを意識して、水の事故が起こらないように気をつけながら、水遊びを楽しんでいただきたいと思います!
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