美大卒の美少女コスプレイヤー・かれしちゃん「売れたい欲も目立ちたい欲もなく、自由にやりたい」
関西・東海地方を軸に、2022年からは東京でも精力的に活動する、スレンダーなプロポーションを駆使した“フェティッシュ”な写真で反響を呼び続ける、コスプレイヤー・かれしちゃん。昨年11月に発売したデビューDVDが好評を呼び、『週刊プレイボーイ』でグラビアデビューを果たすなど、今年大注目の彼女の素顔を直撃した。(前中後編の後編)
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【写真】バズるフェチ系美少女・かれしちゃんの撮りおろしカット【15点】
かれしちゃん そうですね。初イベントでコスプレが楽しいと知ってからは、もともとのコスプレ仲間ともっと仲良くなって。その子から『ラブライブ!』の合わせやろうと誘ってもらったあとは小さいイベントから大きなイベントまでたくさん出るようになって。ただ、その頃はまだ歌手になることも諦めていなくて、コスプレして歌って踊るイベントとかにも出ていたんですよね。あくまでコスプレは趣味、夢は歌手でした。
かれしちゃん 高校2年生のときに「撮影会に参加してみない?」と誘われたんです。撮影会に出たらバイト代がもらえるとも聞いて、楽しいことしてお金がもらえるって最高やん!! と(笑)。その頃から楽しいが仕事になればいいなあ……とボンヤリ思うようになって、徐々にコスプレ・撮影会に力を入れるようになったんです。
かれしちゃん やっぱ作った写真やROMといった作品が出来上がったときが、一番達成感があるし楽しい瞬間です。“○○ちゃんになりきる私”より“○○ちゃんになった私の写真”を見るのが好きで。ただ、作品の製作中は基本的にスッゴイ嫌なんですよ。衣装の出来が良かったりウィッグの仕上がりが良かった時はテンションが上がりますが、それ以外の作っている時間は全部「私、何やってんだ……」って思っちゃうんです。けど、撮影し終わって作品を見たときに、やってよかったと思うんですよ。自分の思う良い作品が出来た時の達成感のためだけにやっているっていますね(笑)。
かれしちゃん う〜ん……。確かに、今は東京の撮影会に呼んでいただく機会が増えて、活動の幅は広がりましたが、人気があるとは思えなくて。そもそも、目立ちたいという欲はないし、東京に住みたいと思わないんですよ。なんというか、人の多い街をいいと思えないんです(苦笑)。例えばお仕事が入ると、ホテルに泊まるんですけど、ずっとずっと人の話し声、車の音、電車の音、外で聞こえる音のうるささに疲れちゃうんです。やっぱり地元の、虫の鳴き声しか聞こえない場所でグッスリ眠る生活をずっと送り続けるのが私にとっての幸せなんです。
かれしちゃん アハハ、本当にそう。私、自由に、自分がやりたいことしかやりたくない人で。その私の自由な姿を面白がって、応援してくださる方は、本当に優しい方たちなんですよ。
かれしちゃん お声掛けをいただいて、「面白そう!」と本当に軽いノリでOKしました(笑)。確かにDVDを撮ったことで、他の仕事に繋がれば嬉しいなあということはちょっと思いましたが、絶対に売れたいという気持ちは全然なくて。「出したよ〜!イエ〜イ!!」ぐらいの気持ちしかありませんでした。
かれしちゃん アハハ! でも知ってもらえるかはともかく、メッチャ楽しい撮影でした。最初はプロのカメラマンさん、プロメイクさんを目の前にして「これがプロの方か! ……この圧に負けて、このまま小さくなって消えちゃうんじゃないか?」と思うぐらい緊張していたんです。けど、始まったらみなさんすごく優しくて。しかも用意していただいた衣装の全部が可愛い上に私の要望まで取り入れてくださって。
かれしちゃん スタジオが庭付きの場所だったんです。「庭ならワンちゃんになりたい!!」って、犬耳をつけてもらって(笑)。お風呂場もあったから、濡れたいと言ったらそれも叶えてくれたりと、もう1日中私の夢が叶いまくって舞い上がっていました。こんなに楽しいなら、もっとやってみたい! と、初めて欲のようなものが出てきましたね(笑)。
かれしちゃん 今年春に、美大を卒業したんです。やはり私としては美大で学んだことを活かした仕事をこの先していきたくて、将来はデザイナーやイラストレーターとして活躍するのが今の夢なんです。もし、今のコスプレや撮影会の経験を活かすとするならば……洋服とか衣装を作ってみたいなあという思いはあります。もちろんこの先も、グラビアなどのお声をいただけたらもちろん嬉しいですし、頑張ります!という気持ちです。贅沢なこと言うと、今のお仕事も頑張りながら並行しながらデザイン系に力を入れていって、私の好きなものを全て形にできたらいいなあって思っています。
(取材・文/田口俊輔)
11月9日生まれ。165センチ/B80・W55・H85。
Twitter:@karechan3840
Instagram:klc_3840
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【写真】バズるフェチ系美少女・かれしちゃんの撮りおろしカット【15点】
──初めてイベントに参加してから、どんどんコスプレにのめり込んでいったのでしょうか?
かれしちゃん そうですね。初イベントでコスプレが楽しいと知ってからは、もともとのコスプレ仲間ともっと仲良くなって。その子から『ラブライブ!』の合わせやろうと誘ってもらったあとは小さいイベントから大きなイベントまでたくさん出るようになって。ただ、その頃はまだ歌手になることも諦めていなくて、コスプレして歌って踊るイベントとかにも出ていたんですよね。あくまでコスプレは趣味、夢は歌手でした。
──その中で、自分の中でコスプレの比率が高まっていったキッカケはなんだったんでしょう?
かれしちゃん 高校2年生のときに「撮影会に参加してみない?」と誘われたんです。撮影会に出たらバイト代がもらえるとも聞いて、楽しいことしてお金がもらえるって最高やん!! と(笑)。その頃から楽しいが仕事になればいいなあ……とボンヤリ思うようになって、徐々にコスプレ・撮影会に力を入れるようになったんです。
──コスプレする上で、一番楽しいと思う瞬間はいつですか?
かれしちゃん やっぱ作った写真やROMといった作品が出来上がったときが、一番達成感があるし楽しい瞬間です。“○○ちゃんになりきる私”より“○○ちゃんになった私の写真”を見るのが好きで。ただ、作品の製作中は基本的にスッゴイ嫌なんですよ。衣装の出来が良かったりウィッグの仕上がりが良かった時はテンションが上がりますが、それ以外の作っている時間は全部「私、何やってんだ……」って思っちゃうんです。けど、撮影し終わって作品を見たときに、やってよかったと思うんですよ。自分の思う良い作品が出来た時の達成感のためだけにやっているっていますね(笑)。
──撮影会やイベント参加で注目を浴び、2019年には中京テレビのVTuberアナウンサー・大蔦エルさんの公認コスプレイヤーとしての活動もあったりと、徐々に活躍の幅を広げています。自分のどんなところが刺さったと思います?
かれしちゃん う〜ん……。確かに、今は東京の撮影会に呼んでいただく機会が増えて、活動の幅は広がりましたが、人気があるとは思えなくて。そもそも、目立ちたいという欲はないし、東京に住みたいと思わないんですよ。なんというか、人の多い街をいいと思えないんです(苦笑)。例えばお仕事が入ると、ホテルに泊まるんですけど、ずっとずっと人の話し声、車の音、電車の音、外で聞こえる音のうるささに疲れちゃうんです。やっぱり地元の、虫の鳴き声しか聞こえない場所でグッスリ眠る生活をずっと送り続けるのが私にとっての幸せなんです。
──まるで『ジョジョの奇妙な冒険』の吉良吉影ですね、「かれしちゃんは静かに暮らしたい」。
かれしちゃん アハハ、本当にそう。私、自由に、自分がやりたいことしかやりたくない人で。その私の自由な姿を面白がって、応援してくださる方は、本当に優しい方たちなんですよ。
──とはいえ、去年の11月に初のDVD『君は僕を好きになる!』(発売:AiconiQ Pictures)をリリースされました。これは世間に求められている結果だと思います。
かれしちゃん お声掛けをいただいて、「面白そう!」と本当に軽いノリでOKしました(笑)。確かにDVDを撮ったことで、他の仕事に繋がれば嬉しいなあということはちょっと思いましたが、絶対に売れたいという気持ちは全然なくて。「出したよ〜!イエ〜イ!!」ぐらいの気持ちしかありませんでした。
──さらに今度『週刊プレイボーイ』で初グラビアを飾るそうで。これで日本中が「かれしちゃん」という存在を知ることになるんじゃないでしょうか。
かれしちゃん アハハ! でも知ってもらえるかはともかく、メッチャ楽しい撮影でした。最初はプロのカメラマンさん、プロメイクさんを目の前にして「これがプロの方か! ……この圧に負けて、このまま小さくなって消えちゃうんじゃないか?」と思うぐらい緊張していたんです。けど、始まったらみなさんすごく優しくて。しかも用意していただいた衣装の全部が可愛い上に私の要望まで取り入れてくださって。
──どんな要望だったんですか?
かれしちゃん スタジオが庭付きの場所だったんです。「庭ならワンちゃんになりたい!!」って、犬耳をつけてもらって(笑)。お風呂場もあったから、濡れたいと言ったらそれも叶えてくれたりと、もう1日中私の夢が叶いまくって舞い上がっていました。こんなに楽しいなら、もっとやってみたい! と、初めて欲のようなものが出てきましたね(笑)。
──今考えるこの先の目標や夢はなんでしょう?
かれしちゃん 今年春に、美大を卒業したんです。やはり私としては美大で学んだことを活かした仕事をこの先していきたくて、将来はデザイナーやイラストレーターとして活躍するのが今の夢なんです。もし、今のコスプレや撮影会の経験を活かすとするならば……洋服とか衣装を作ってみたいなあという思いはあります。もちろんこの先も、グラビアなどのお声をいただけたらもちろん嬉しいですし、頑張ります!という気持ちです。贅沢なこと言うと、今のお仕事も頑張りながら並行しながらデザイン系に力を入れていって、私の好きなものを全て形にできたらいいなあって思っています。
(取材・文/田口俊輔)
▽かれしちゃん
11月9日生まれ。165センチ/B80・W55・H85。
Twitter:@karechan3840
Instagram:klc_3840