【日本発売決定】ホンダSUV「ZR-V」北米発表!内外装デザインや価格など公開へ
ホンダが北米で新型HR-V(ZR-V)発表
ホンダの北米部門は2022年6月7日、現地で販売するSUV「HR-V」の2023年モデルの詳細を発表、内外装のデザインや装備、車両価格などが明らかになりました。
■北米では6月、日本では年内に発売予定
HR-Vの発売は6月上旬より北米地域の販売店に入荷する予定であると伝えられています。
このHR-Vは日本でも「ZR-V」として年内に発売することが公式発表されています。北米仕様は左ハンドルだったりポジションランプがオレンジ色(USヘッドライト)だったりと細かい違いはあるものの、大体の仕様は同じになると予想されます。
北米でのグレードは3種類
まず最初に、北米で設定されるグレードは「EX」「Sport(スポーツ)」「EX-L」の2種類。グレードによって内外装や装備に違いがあります。
細かい違いは各項目にて解説しますが、全体的なイメージとして、「EX-L」は高級感を、「Sport」は文字通りスポーティさをそれぞれ強調したグレードです。
今までのホンダとは一味違う外観
ZR-VはヴェゼルとCR-Vの中間サイズで、スポーティかつ洗練された外観が特徴。従来のホンダ車のイメージとはやや異なるデザインで、リアはホンダが海外で展開する高級ブランド「アキュラ」を彷彿とさせる見た目をしています。
リアはホンダが海外で展開する高級ブランド「アキュラ」を彷彿とさせる見た目をしています。
「EX-L」ではハニカムグリルやドアピラー、フロントバンパーとリアバンパーが高級感のあるグロスブラック仕様。シャークグレーに専用切削加工を施した17インチアルミホイールを装着します。
一方で「Sport」は水平基調のグリルメッシュ、グロスブラックのリアスポイラー、クロームのエグゾーストフィニッシャーを採用。リアバンパー下部にはガンメタリック塗装を施し、専用の18インチ分割5本スポークホイールはグロスベルリナブラック仕上げとしています。
内装はシンプルかつスポーティ
内装は新型シビックから導入されている新しいデザイン思想が反映されており、シンプルかつスポーティなレイアウトとなっています。
メタルハニカムメッシュが印象的なインパネにはApple CarPlay®とAndroid Auto™に対応する7インチカラータッチスクリーンを標準装備し、スマートフォンとのワイヤレス接続も可能です。
北米仕様における最上級グレード「EX-L」では、カラータッチスクリーン7インチから9インチHDになるほか、Qi(チー)対応のワイヤレス充電パッド、鮮明でクリアな音質の8スピーカー付きオーディオシステムが搭載されています。
タコメーターやデジタルスピードメーター、マルチインフォメーションディスプレイを含む7インチデジタルメーターを標準装備。オプションでアナログスピードメーターが設定されています。
北米では2.0L直4のみ、日本ではe:HEVも設定
北米仕様のHR-Vのプラットフォームは新型シビックと同じグローバルアーキテクチャです。パワートレインには全グレード共通で最高出力160PS、最大トルク187N・mを発揮する2.0L直列4気筒i-VTECエンジンが採用され、トランスミッションは無段変速機(CVT)の組み合わせです。
公式発表では年内に国内販売を開始する日本仕様「ZR-V」ではハイブリッドの「e:HEV」も設定されるとのこと。そちらのパワートレインは今年7月に発売予定の「シビックハッチバック e:HEV」と同じ2.0L直噴エンジン+ハイブリッドになると予想されます。
滑りやすい急勾配の坂道でより高い制御を可能にするヒルディセントコントロールをホンダのSUVとして初めて採用しているほか、滑りやすい雪道でのトラクションコントロールを向上させるインテリジェントコントロール付きリアルタイムAWD(四輪駆動)などにより、SUVとしての高い走破性を実現しています。
■HR-V(北米仕様)のボディサイズ・パワートレインスペック表
グレード LX Sport EX-L 全長 4,567mm 全幅 1,840mm 全高 1,610mm 1,620mm 1,610mm ホイールベース 2,655mm ホイール 17インチアルミ 18インチアルミ 17インチアルミ(切削光輝) タイヤサイズ 215/60R17 225/55R18 215/60R17 エンジン 直列4気筒 DOHC i-VTEC 排気量 1,996 cc 最高出力 160PS @ 6,500 rpm 最大トルク 187N・m@ 4,200 rpm トランスミッション 無断変速オートマチック(CVT)