東京タワーが臨めるレストランでの食事は、やはりテンションが上がるもの。

港区に出来た新店の中から、夜景デートにぴったりな2軒をご紹介しよう!



※コロナ禍の状況につき、来店の際には店舗へお問い合わせください。


1.港区のど真ん中で見る絶景が、大人の恋を促す一助になる
『BALCÓN TOKYO』


贅沢に配された窓が美しい東京を切り取る


東京らしい絶景を臨むレストランとなれば、この店にかなう場所はなかなかない。

「三井ガーデンホテル六本木プレミア」の14階にあるこの『BALCÓN TOKYO』は、額縁の中の絵のように灯る東京タワーがバルコニーの先に見え、ガラスがないゆえ迫力満点!

バルコニー正面の夜景が圧巻だが、サイドの窓際もきれい。吹き抜けの内側にはアーティストによる色彩豊かな作品が描かれている。

14階なので目線上にタワーが堂々と構え、掴めそうな感覚にも陥るのだ。

タワーが一層映えるのは、白を基調としたスタイリッシュな空間がゆえ。デザイナーの森田恭通さんが手掛けた内装で、モダン・アール・デコをテーマに照明もチェアも一から作ったのだとか。

風通しの良いバルコニーのソファ席で夜空を仰げば、実に最高なのである。


オリジナルのカクテルが楽しい!


さらに、これからの季節は、併設されたバーでハーブをたっぷり使った一杯をいただきたい。爽快感とともに夜景を楽しむのが大正解。




オリジナルのカクテルを楽しむなら「ハーブ・プランター・スリング」。

ラムベースの自家製ファラナム(スパイスとライムが効いたリキュール)を使った新スタイルのモヒートだ。1,650円。




一番人気の料理は「特製ローストビーフ グレービーソース」。旨みたっぷりな逸品。120g 2,950円。



カクテル片手にオレンジ色の煌めきを眺めながら、ふたりで夜風を感じる。

もはや、会話が途切れた“間”さえも艶やか。都会の初夏のデートシーンとして、このうえない。


意外な共演が楽しめる一軒!


2.“東京タワーと焼き鳥”という意外な共演に盛り上がる
『焼鳥カッポウ 鳥耀』


東京タワーの全景を眺めて、絶品串を楽しむ贅沢


焼き鳥店と夜景という組み合わせはなかなかイメージしづらいのが一般的だが、この『焼鳥カッポウ 鳥耀』は例外だ。

ロケーションは、2021年夏に開業した「GEMS六本木」の8F。店内に入ると、カウンター席と個室があり、広いテーブル席のエリアが絶好の夜景スポットだ。

大半の席から、すぐ近くに立つ東京タワーのほぼ全景を眺められ、華やかな空気感に包まれる。

デートで訪れる際のイチ推しは、奥から数えてふたつ目の窓際のテーブル!ここがベストだが、もちろん、窓際でないテーブル席からも東京タワーを見ることが可能である。

シックな内装と白木のテーブルの上品さも相まって、港区らしい艶やかさが満点なのだ。



「ささみカラスミ大根」。むっちりした食感と滋味深さを楽しめる。コース(8,250円)より


東京タワーの灯りとともにいただけるのは、宮崎の黒岩土鶏と兵庫の松風地鶏によるコース。

裏メニューでは希少部位の刺身3種の食べ比べもあり。

焼き鳥好きの男女が楽しいのはもちろんだが、ノンアルコールカクテルが充実していることで女性にも優しい。


心くすぐられるモクテルが充実!


右は「モヒート風有機レモンスカッシュ」、左は「木頭柚子とジャスミンティーのカクテル」。

前者はたっぷりのミント、後者は徳島の有機柚子が効いて爽やかな飲み心地。ともに990円。

クラフトレモンスカッシュや有機素材を使ったモクテルは絶品で、甘さは控えめ。

あらゆる角度からふたりの気分をアゲてくれる良店だ。



きらめく夜景がふたりの距離を近づける。夜景が美しい店は、大人デートの切り札なのだ。

東京タワーを眺めながら、思い出の一夜を過ごしてみては?

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