磯村勇斗

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TikTokと東宝が主催する映画祭『TikTok TOHO Film Festival 2022』の5月12日(木)より動画作品の公募を開始することを発表。また、俳優の磯村勇斗が映画祭の公式アンバサダーに就任したことがわかった。

2回目の開催を迎える『TikTok TOHO Film Festival』は、新たなクリエイターを発掘し、映像・映画を共創することで映画業界を盛り上げることを目的とした映画祭。東宝と TikTokがタッグを組み、縦型の映画制作をきっかけに、これからの映像・映画業界をあたらしい方向へと動かすクリエイターに出会い、その可能性を支援していくプロジェクトだ。昨年の開催では、約2ヶ月の応募期間に映画は5,000本以上が投稿され、受賞作品と応募作品の総再生回数は6億6千万回を超えている(2022年5月12日時点)。

『TikTok TOHO Film Festival 2022』

第2回目となる今回は、グランプリ、観客賞のほかに2つの賞を新設。縦型動画の可能性を最も感じさせた作品に贈られる「サードアイ賞」、カメラワーク・音楽・パフォーマンスなど優れた技術力を讃える「テクニカル賞」が開設されている。

作品は最短15秒から最長10分まで。13歳以上であれば誰でも参加可能だ。グランプリ受賞者には賞金30万円のほか、東宝プロデュースによる新作映像の制作権利及びその制作補助費のサポートが受けられるとのこと。応募方法はハッシュタグ #TT映画祭2022 を付けてTikTokに動画を投稿すること。詳細は、映画祭公式ページを確認しよう。

公式アンバサダーに就任した磯村勇斗、主催者らのコメントは以下のとおり。

公式アンバサダー 磯村勇斗(俳優)

はじめお話を聞く前に、北村匠海くんから「いっそんにバトンを繋ぎたい」と連絡がありました。

その時点で僕は「断る理由がない」と思いました。

そして今回の主旨を聞き、アンバサダーとして未来のクリエイターとなる方々を是非応援したい。

一緒に映画界を盛り上げていきたい。そう強く思いました。

なので、今回アンバサダーに就任させて頂けるのはとても嬉しく、ありがたいことです。今から皆さんの作品を観るのが

楽しみです。

佐藤陽一(TikTok Japan General Manager)

昨年、新たな才能や映像表現を見出す機会をつくり、ひいては映画の魅力をさらに広げることを目的に、東宝様とともに立ち上げた新しい映画祭を、今年も「TikTok TOHO Film Festival 2022」として開催できることを、とても嬉しく思います。

この一年の間にも、縦型動画の可能性はさらに広がり、映像表現の新しい手法や意外性に富んだ視点に出会う機会はますます増えてきています。

縦型動画ならではの魅力を、本映画祭を通じてさらに広く知っていただくために、今回は従来の「グランプリ」と「観客賞」に加えて2つの賞を新設いたしました。「サードアイ賞」は縦型動画の可能性を大きく広げ、TikTok の特徴を最大限活かした作品に贈られます。もう1つは「テクニカル賞」で、カメラワーク、音楽の使い方、パフォーマンスの見せ方など技術面に秀でた作品に贈られる賞です。

皆さんの自由な発想とたくさんの応募を、心より楽しみにしております。

松岡 宏泰(東宝株式会社 取締役 常務執行役員)

この度、TikTok 様と再びタッグを組んで TikTok TOHO Film Festival 2022 を共催出来ます事を大変嬉しく感じております。映画界が切望する新しい才能が、この取組から誕生する事を心より期待しています。この映画祭で見出した才能を、TikTok 様と一緒に世界に送り出す未来を想像するだけでワクワクします。

なお、昨年の『TikTok TOHO Film Festival 2021』公式アンバサダーである北村匠海は、今回はグランプリ受賞者の副賞である新作短編映画のプロデューサーに就任。プロデューサーとして、グランプリ受賞者とともに新作短編映画の制作に関わる予定。