ビジャレアルを圧倒したリバプール。(C)Getty Images

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 レジェンドOBも古巣の強さに感嘆している。

 現地時間4月27日に開催されたチャンピオンズ・リーグ(CL)の準決勝第1レグで、リバプールがビジャレアルを本拠地アンフィールドに迎え、2-0で快勝を収めた。

 序盤から圧倒的に押し込むと、前半はゴールを奪えなかったものの、53分に主将ジョーダン・ヘンダーソンのクロスが相手のオウンゴールを誘発して先制点。その2分後にも。モハメド・サラーのスルーパスに反応したサディオ・マネが足を伸ばしてネットを揺らす。

 その後も猛攻を仕掛け、シュート数はなんと19対1。スコア以上に、内容では圧倒した。

【画像】サラーのスルーパスに反応したマネが貴重な追加点を奪取!
 英公共放送『BBC』によれば、かつてリバプールで活躍した元イングランド代表FWマイケル・オーウェン氏は『BTSport』で、次のように語っている。

「完全に支配していた。これは私が今まで見た中で最高のレッズだった。ビジャレアルは『何が私たちを襲ったのか』と考えなければならない。この信じられないほどのプレスを防ぐのは不可能だ。彼らは執拗だった」

 42歳となったレジェンドは、リバプールが目指している4冠について、「想像してみてくれ。そんなのは不可能だ…。しかし今、それが起こり得ると考えているのでは? 彼らのプレー、信念なら、それが起こり得ると考えているのでは?」と続けている。

 このプレーを続ければ、前人未到の4冠も夢ではない。この日のパフォーマンスは、それほど完璧だったとオーウェン氏は考えているようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部