「包むを彩る−ふろしきデザインの美−」2022年4月6日(水)から6月12日(日)まで、京都府立堂本印象美術館にて「包むを彩る−ふろしきデザインの美−」の開催が予定されている。京都室町の問屋が所蔵している風呂敷の原画を紹介する特別企画展。25名の作家による計41点の原画が展示される。風呂敷・ふくさ問屋は、画家の意匠による多彩な風呂敷を製作してきた。本展では、1952年に堂本印象氏(1891〜1975年)が描いた春夏秋冬の原画(「春 遠山桜」「夏 朝顔」「秋 紅葉」「冬 松に雪」)をはじめ、池田遙邨氏(1895〜1988年)、福田平八郎氏(1892〜1974年)、山口華楊氏(1899〜1984年)といった日本画家たちによる名作の風呂敷の数々を紹介。絵画とはまた異なる表情を持った“風呂敷の原画”の面白さを堪能できる。また、風呂敷は“包むための布”であり、ものを包むことによって、平面時の図から思いがけない変化を楽しめることも魅力の1つ。そこで今回の展覧会では、風呂敷の原画と合わせて、“風呂敷包み”も紹介されることとなった。平面の絵から立体的な造形へと変化する“風呂敷の表情”を楽しめる。なお、同美術館では、新館展示室にてコレクション展「印象の春と夏」、美術館提案にて「第5回堂本印象美術館野外彫刻展」を同時開催。※開催の状況について、最新の情報は公式Webサイトにて要確認
■期間:
2022年4月6日(水)〜6月12日(日)■開催場所:
京都府立堂本印象美術館
京都府京都市北区平野上柳町26-3■問い合わせ先:
京都府立堂本印象美術館
tel. 075-463-0007
url. https://insho-domoto.com/