「江戸東京リシンク展 -旧岩崎邸庭園で見るアートが紡ぐ伝統産業の未来-」2022年3月24日(木)〜3月31日(木)に、「江戸東京リシンク展 -旧岩崎邸庭園で見るアートが紡ぐ伝統産業の未来-」が、オンライン展覧会として開催された。江戸東京の伝統に根差した技術や産品などを新しい視点から磨き上げ、世界へと発信することを目的とした「江戸東京きらりプロジェクト」の展覧会。開催期間は終了したが、出品された作品の詳細などは引き続きアーカイブとしては閲覧できる。本展では、国内外で活躍する現代美術家の舘鼻則孝氏が展覧会ディレクターを担当。東京都の伝統産業事業者を舘鼻氏の“コラボレーター”として迎え、舘鼻氏の創作活動での基本的な考え方である「Rethink(リシンク)」を起点として、歴史ある伝統産業の価値や魅力が新たなかたちで提案された。「Rethink」は、「日本文化の過去を見直し現代に表現する」という発想。今回の展覧会の参加事業者には、町紅 伊勢半本店、江戸木版画 高橋工房、江戸切子 華硝、江戸木目込人形 松崎人形、和太鼓 宮本卯之助商店、木目金 杢目金屋、東京くみひも 龍工房、金唐紙研究所(特別協力)が名を連ねている。ちなみに「江戸東京シリンク展」のオンライン展は、2021年から継続しての開催。新たに制作されたアート作品や伝統産業事業者が保有する貴重な歴史的資料は、国の重要文化財である旧岩崎邸庭園で記録された。舘鼻則孝氏とコラボレーション作品
Photo by GION東京都・江戸東京きらりプロジェクト
URL:https://edotokyokirari.jp/exhibition/
2022/04/05