ブラピが傷だらけ…なぜ?(画像は YouTube「Nippon Speed Line」のスクリーンショット)

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 現地時間24日、俳優のブラッド・ピットが出演する謎の鉄道会社「日本高速電鉄(Nippon Speed Line)」のプロモーション映像がYouTubeで公開された。Colliderほか海外メディアは、これがブラッド主演で伊坂幸太郎の小説「マリアビートル」を映画化した『バレット・トレイン(原題) / Bullet Train』(7月15日全米公開)の初映像ではないかと伝えており、SNS上でも話題となっている。

 約30秒の映像では、日本国内を走行する新幹線と、富士山や桜といった美しき風景の数々が登場する。「新たな旅の手段をご想像ください。静かで快適、そして速い。旅は急ぐものではありません。忘れられない一時をぜひ」というナレーションも挿入され、一見平和な映像に見えるが、ラストに登場するブラッドはなぜか傷だらけの状態だ。

 映像が『バレット・トレイン(原題)』関連なのではと指摘されている理由は、作品の舞台が新幹線であり、傷だらけのブラッドが殺し屋を演じているからである。原作小説「マリアビートル」は東北新幹線を舞台に、殺し屋たちが死闘を繰り広げる内容。『デッドプール2』のデヴィッド・リーチ監督が手がける『バレット・トレイン(原題)』は、東京〜京都間の新幹線を舞台に、ブラッド扮するヒットマン(通称:レディバグ)が殺し屋と対峙すると言われており、サンドラ・ブロック、真田広之、マシ・オカ、アーロン・テイラー=ジョンソン、ザジー・ビーツ、アンドリュー・コージ、ジョーイ・キング、ブライアン・タイリー・ヘンリー、マイケル・シャノンら豪華キャストが出演する。

  YouTubeにリンクされている企業のホームページでは、「3月2日搭乗開始」というテキストと共に、謎のカウントダウンが始まっている。『バレット・トレイン(原題)』に関する内容だった場合、3月2日に何かしらの情報が発表される可能性が高そうだ。(編集部・倉本拓弥)