ロシアによる軍事侵攻がウクライナの都市で始まったとみられます。

県内の被爆者から懸念の声が上がっています。

ウクライナ政府関係者は首都キエフなど複数の都市がロシアの攻撃を受けていると明らかにしました。

キエフ、ハリコフ、ドニエプルの軍事センターや空港などがロケット攻撃を受けているとしています。

武力による侵攻を受け被爆者からは核戦争を懸念する声が上がっています。

県被団協 佐久間邦彦理事長「まだやめることはできると思います。それは国際世論だと思う。核戦争になると大変なことになるので話し合うことで避けてもらいたい」

政府関係者によりますと26日に岸田総理大臣はアメリカのエマニュエル大使と平和公園を訪問するとしていましたが、ウクライナ情勢への対応を優先するため見送る方針を固めました。

県被団協 佐久間邦彦理事長「今の国際情勢を考えるとやむを得ない。(エマニュエル米大使には)二度と核兵器が使われたらどんなことになるかを感じ取ってもらい、そうならない世界情勢にするにはどうすればいいかを考えてもらいたい」