阪神・佐藤輝明 (C)Kyodo News

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● 阪神 2 − 6 日本ハム ◯

<2月8日 宜野座>

 阪神は今季初の対外試合となる日本ハムとの練習試合に敗戦。2022年は黒星スタートとなったが、主力選手が快音を響かせ、格の違いを見せつけた。

 3点ビハインドの初回、内野安打で出塁した近本光司を得点圏に置き、「4番」で起用された佐藤輝明が打席に入ると、カウント1ボールから相手右腕・立野和明の投じた変化球を逆らわずに左前へ運びチーム初得点。

 3回には元同僚の谷川昌希を相手に、3番・大山悠輔がカウント3−2から高めの速球を左翼席に放り込んでチーム第1号本塁打をマークし、続く佐藤輝も2打席連続安打となる右翼線二塁打でマルチ安打を記録した。

 投手陣は先発の及川雅貴が立ち上がりを攻め込まれ3回3安打3四球3失点。後を受けた浜地真澄、村上頌樹、石井大地、湯浅京己はいずれも長打を浴び、次回登板へ課題を残す結果に終わったが、野手陣では上記2選手に加え、「5番・指名打者」で先発出場したチーム最年長の糸井嘉男が鋭いライナー性の左前安打を放ったほか、高卒2年目の郄寺望夢もHランプを灯すなど、敗戦の中にも前向きな収穫が多数。

 矢野燿大監督は試合後のテレビインタビューで「ウチとしては良いところというのは少なかったかなと思いますけど、日本ハムのプレーから学ぶというか、ウチもやっていきたいなというのもあったので、良い練習試合になったと思う」とコメント。日本ハム打線に11安打6得点を許した投手陣については「良い課題が見つかったと思う」と前向きに捉え、今後の奮起を期待していた。

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