東急バス 一部路線でオンデマンド化へ 宇奈根地区むすぶ「玉04・05」系統
ある意味「復活」ともいえるオンデマンド路線です。
まずは1月から検証運行
東急バスのバス車両(中島洋平撮影)。
東急バスは2021年12月27日(月)、世田谷区内で二子玉川駅と宇奈根地区をむすぶ「玉04・05」系統について、予約サイトで事前予約が必要となる「オンデマンド輸送」に切り替える方針を示しました。
これに先立って、年明けの2022年1月17日(月)〜2月13日(日)まで、検証運行が行われます。
詳細は発表されていませんが、1月10日・14日・20日に宇奈根地区会館で事前予約制の説明会が開かれる予定です。
東急バスは現在、オンデマンド路線は運行していません。ただし、1975(昭和50年)から「東急コーチ」という名のオンデマンドバスを運行していたことがありました。自由ヶ丘地区をはじめ、鷺沼や青葉台、市ヶ尾、世田谷美術館周辺でルートが設定され、バス停や特定施設の機器を操作するとバスがやってくるもので、日本のオンデマンドバスの先がけとなる存在でした。