使い倒すとお得なサブスクが続々登場

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 サブスクリプションサービス(サブスク)の定義は定まっていないが、「月額制または年額制」「事前決済・未利用でも返金なし」「一定の条件で利用し放題」などが挙げられるだろう。使い倒すとお得、使わないと損になり、うまく活用するとメリットのほうが多い。今週のサブスク関連のトピックスは、2022年4月からKDDIとWILLERの2社によるサービスとなり、エリア拡大や利便性アップが見込まれる「mobi」の本格始動だ。

●交通・レジャー関連のサブスク続々



 渋谷など3エリアで既に提供中のmobiは、半径約2kmを目安とした生活圏のエリア定額乗り放題サービス。半径約2kmは意外に狭く、まさにちょい乗り。絞り込んだエリア内での効率的な移動サービスが大人1人・30日間5000円乗り放題が可能になる理由だろう。

 12月21日には、日本初となるレジャー施設で遊び放題のサブスクリプション・年パスアプリ「レジャパス!」の先行予約受付がスタートした。遊園地・テーマパーク・水族館・動物園・美術館・温泉・サウナ・キャンプ場・グランピング・スケート・スキー・ボーリングなど、さまざまなジャンルのレジャー施設で利用が可能で、平日限定ライトプランなら月額2178円だ。施設予約・利用は22年1月12日開始予定。

 また、11月にスタートしたソロキャンパー向けキャンプ場サブスク「Outdoor Life」は、12月以降、提携キャンプ場を拡大。平日に限り、月額6000円で千葉・神奈川の2県のキャンプ場が使い放題になる。

●エンタメ系サブスクも新サービス



 Appleは、新しい音楽配信サービス「Apple Music Voiceプラン」の国内でのサービスを開始した。月額料金は480円。機能制限が多く、まずはライトプランから試してフル機能の個人プランにアップデートしてもらいたいようだ。