エリア定額乗り放題「mobi」2022年1月スタート! WILLERとKDDIの共同サービス、合弁会社設立も
WILLERとKDDIは共同で、エリア定額乗り放題サービス「mobi」を2022年1月から提供します。
同サービスは、人とまちがつながりコミュニティが生まれる「Community Mobility」をコンセプトとしたエリア定額乗り放題サービス。アプリや電話で配車可能で、AIルーティングによりお客さまの予約状況や道路状況を考慮して、半径約2kmを目安としたエリア内を出発地から目的地まで最適なルートで効率よく移動できます。
複数名によるプロのドライバーが運行するので、子どもから高齢者まで安心して利用可能。子どもの送迎、今までより足を延ばした場所での買い物、免許を保有しない家族の送迎、家族での外食、高齢者の自由な外出など、幅広い用途に応じた利用が可能です。
料金は、30日間定額プランが5000円、1回乗車プランが大人300円(小学生以下150円)。30日間定額プランは、はじめの14日間は無料でお試し可能。同居家族を1人あたり500円追加で、6人まで登録可能です(例えば3人家族の場合6000円、1人あたり2000円で利用可能)。
利用方法はアプリもしくは電話。現在発表されている展開エリアは東京都渋谷区、愛知県名古屋市千種区、京都府京丹後市、東京都豊島区(2022年サービス開始予定)の4エリアです。
また、両社は、合弁会社「Community Mobility株式会社」を設立します。2022年4月1日から事業を開始し、同サービスの全国展開を目指します。
合弁会社では、WILLERが持つ独自のITマーケティングシステムや交通事業者の知見に加え、KDDIが持つ地方自治体とのつながりやデータ活用の知見を生かして、それぞれの地域のニーズに合わせたサービスを展開予定です。「キッザニア」などとも連携し、施設への無料送迎などを検討中とのこと。