石川遼“ロン毛”で謝罪会見に賛否…「個性の尊重」「切るべき」と大激論!

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「自分の取った行動は間違いであり、自分のミスというものを大変重く受け止めています」

11月24日、こう反省の弁を述べたのはプロゴルファーの石川遼(30)。アメリカから帰国後の自主隔離期間中に違反行動があったとして、「カシオワールドオープン」の会場である高知・Kochi黒潮カントリークラブで謝罪会見を行った。

現在、海外からの入国後は新型コロナ対策として14日間の待機期間を設けることが定められている。しかし「FLASH」のデジタル版が今月8日、石川の隔離生活の過ごし方が違反行動にあたると報じたのだ。

「石川さんは帰国して間もない10月27日に、千葉県内のゴルフ場で姿が目撃されたのです。田中剛コーチやゴルフ場のスタッフなど複数人でラウンドするなど、帰国者でない一般人とも接触しやすい状況にあったようです」(スポーツ紙記者)

今回の違反行動によってJGTO(日本ゴルフツアー機構)副会長および理事を辞任し、1カ月間の出場停止処分を受けた石川。一方、謝罪会見を開くまで2週間あまり経過したが、そのことについて次のように説明した。

「いつも応援して下さっている皆様、心配して下さっている方々に対して、自分の口から直接お伝えする、お詫びすること、説明することがあれば自分の口から直接説明することが必要ではないかと思いました」

報道陣を前に時折声を詰まらせ、涙を流した石川。およそ40分にも及んだ謝罪会見の様子はワイドショーでも取り上げられ、ネットニュースにも掲載された。

ところが、注目を集めたのは思いもよらぬ髪型だった。濃紺のスーツに身を包んで会見に臨んだ石川だが、髪型は以前のようにロングヘアのままだったのだ。キッチリと後ろで1つに束ねていたものの、その是非についてネット上で賛否が巻き起こっている。

石川遼くん、謝罪会見ではロン毛をキッチリ縛っていましたね!》
《個性、個性と尊重する時代ですから、本人の好きなようにすればいいでしょう》

一方、“謝罪の場に相応しくない”といった意見も上がっている。

《普段なら服装や髪の毛とか自由だけど、謝罪なら、やっぱり髪の毛は切った方が良かったんじゃないかな?》
《会見も大事だけれど外見も大事だよ。プレーとは関係ないかもしれないけれど、プレーよりも目立ってしまってはね、姿かたちもプレーも同時にファンは見ているんだから》

■伸びた髪を切らない理由

石川といえば、これまでアシンメトリーやパーマ、ツーブロックなど様々な髪型に変えることでも知られていた。

「16歳でプロデビューした石川さんは、もともとは母親と同じ美容院に通っていたといいます。ですが活躍するにつれて多忙になり、撮影で一緒になったヘアメイクさんにお願いするようになったと聞きました。個性的なヘアスタイルは自らこだわったオーダーではなく、“おまかせ”だったとか。ただ、次第に石川さんにも『色んな髪型を試してみたい』といった気持ちが芽生えてきたそうです」(前出・スポーツ紙記者)

最近のロングヘアについて石川は、今年9月に掲載された朝日新聞のインタビューで次のように語っていた。

「いつもは夏になったら髪の毛を切っていたので、今回も切ろうかなとは思っていたんです。でも、せっかく伸ばしたし、冬まで行けたら、冬は暖かいかな、と。夏を乗り越えたら、結べるようになった」

石川にとって反省と髪型は、“それはそれ、これはこれ”という認識だったということだろうか。