バルセロナのFWセルヒオ・アグエロは、不整脈の発覚により、現役引退の可能性が報じられた。しかし、シャビ・エルナンデス新監督はそれを否定している。『Bein sports』などが伝えている。

 アグエロは今夏にマンチェスター・シティからバルセロナに加入。しかし、10月30日のアラベス戦の試合中、自ら胸を押さえ、地面に倒れ込んだ。その後の検査の結果、不整脈であることが発覚。クラブは約3か月間の離脱を発表していたが、20日の現地報道で現役復帰が難しいことが伝えられており、来週にも会見が開かれるという。

 一方、バルセロナに帰還し、20日の初陣で白星を飾ったシャビ監督。「私たちは向上していかなくてはならない」と力強く今後の建て直しを誓いつつ、アグエロの病状についても把握していることを口にする。「出てきたものは真実ではない」と引退報道を一蹴した。

 それを裏付ける理由として、シャビ監督はアグエロとの対談を明かす。「私は彼と話をしたんだ。彼はいま落ち着いている。私は、彼が大丈夫と確信できたときに戻ってくるように頼んでいる」とその様子を明らかにした。