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JR西日本は、ことし7月29日に発覚した、SLやまぐち号けん引機 D51形200蒸気機関車につく炭水車台車の亀裂・キズについて詳細を伝えた。

炭水車とは、蒸気機関車が使用する石炭や水を積載した車両。機関士・機関助士らが乗務する運転室カマの後ろについている。

発生日時は7月29日15時30分ごろ、発生場所は京都鉄道博物館に隣接する車両の検査・修繕を担当する、梅小路運転区構内。

梅小路運転区の検査係員が、D51形200蒸気機関車の定期検査中(2020年12月28日〜2021年9月30日)に発見した。

亀裂は、長さ60mm・深さ15mm。キズは長さ70mm・深さ6mmと、長さ65mm・深さ5mm。亀裂・キズの原因は、現在調査中という。

SLやまぐち号 けん引機 D51 200 は、検査・修繕を完了し、10月23日〜12月19日に運行する。

「例年であれば11月までの運転ですが、ことしは冬景色の12月の運転もお楽しみいただけますので、秋冬のおでかけには、ぜひSLやまぐち号にご乗車ください」(JR西日本)

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