Apple Watchでのau PAY(コード決済)の画面イメージ

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 KDDIは、スマートフォン決済サービス「au PAY」のコード支払いがAppleのスマートウォッチ「Apple Watch」で利用できるサービスを開始した。10月14日に配信開始した最新バージョン(iOS 9.14.1)から利用できる。

 Apple Watch(Series 2以降)は、Appleのウォレットサービス「Apple Pay」に対応し、交通系電子マネーのSuica、PASMO、電子マネーのiD、QUICPay、クレジットカードの非接触決済サービスである「Visaのタッチ決済/MasterCardコンタクトレス」が店舗で決済手段として利用可能だ。さらに10月21日にWAON、nanacoが加わり、多彩な決済手段を利用できるようになる。

 au PAY(コード決済)もApple Watchに対応し、事前にアプリをインストールしてau IDでログインすることで、電子マネーのように「かざす」ではなく、「コード表示」で決済できる。今回のApple Watch対応で、「ローソン」など、au PAY(コード決済)向けポイントアップ実施店、povoの「#ギガ活」対象店舗などでApple Watchによる支払いが可能になり(iPhoneが近くにない場合は支払い完了画面が表示されない)、Apple Watchをサイフ代わりに使えるシーンが拡大する。

 なお、au PAY プリペイドカードは以前からApple Payに対応しており、レジで「QUICPayで支払う」と伝えてかざして決済できる。