業務スーパーの冷凍さつまいもはストックしたいおいしさ!調理師がおすすめアレンジもご紹介
業務スーパーの冷凍さつまいもが料理・お菓子に便利!
お菓子作りだけでなく、料理にも大活躍するさつまいも。しかし、生のさつまいもは調理するときに変色してしまったり、思いのほか量が多かったりして、うまく使いきれないこともありますよね。そんなとき、業務スーパーの「冷凍さつまいも」がとても便利なんです。
産地や切り方による味の違いと、おすすめのアレンジレシピもご紹介しますよ。
業務スーパー「天ぷら用さつまいも」
業務スーパーの「天ぷら用さつまいも」は、名前のとおり“さつまいもの天ぷら”を作るのにぴったりの商品。凍ったままのさつまいもに天ぷら衣をつけて170度の油で上げるだけで、簡単にさつまいもの天ぷらが作れます。
袋の中には、薄切りになったさつまいもがたっぷり500g!ただし、保存状態の影響なのかすべてのさつまいもがくっついてしまっていたので、使うときは少し室温に置いておきましょう。若干表面が溶けたタイミングで、使いたい分だけ剥がすようするとうまく取り出せます。
「天ぷら用さつまいも」の使い方は、天ぷら以外にもさまざま。自然解凍すると食感が変わってしまうので、凍ったまま加熱調理するのがおすすめです。
煮物や汁物にそのまま入れて使ったり、つぶして栗きんとんやスイートポテトなどのお菓子作りにも使えます。ただし厚さが3~5ミリと薄めなので、煮物や汁物に使う場合は煮崩れに注意してください。
天ぷら用さつまいもを耐熱容器に入れてラップをかけ、電子レンジ500Wで3分間加熱して解凍してみました。仕上がりは解凍しきれない部分や焦げた部分もなく、ちょうどよい加減のふかしいもという感じです。
食感は薄切りで水分が飛びやすいので、パサついてしまっている部分は多少あります。しかし全体的にほくほくした食感で甘みもあり、そのままおやつとして食べても十分満足できる味でした。
ではさっそく、薄切りの「天ぷら用さつまいも」を生かしたアレンジをご紹介します!
包んで焼くだけ。いきなり団子風パイ
熊本県の郷土菓子「いきなり団子」をご存じですか?小麦粉を練って作った生地で輪切りのさつまいもと粒あんを包み、蒸しあげて作るお菓子です。天ぷら用さつまいもと冷凍パイシートを使って、熊本で人気の「いきなり団子」をパイ仕立てにしてみました。
解凍したパイシートで天ぷら用さつまいもと粒あん(お好みでこしあん)を包み、表面に溶き卵を塗ったら、200度に予熱したオーブンで20分焼いて完成です。さつまいもの下に求肥やスライス切り餅を入れると、もちっとした食感が加わってさらにおいしくなりますよ♪
ほくほく、とろ~り♪ さつまいもグラタン
ほくほくタイプで甘みが強すぎないさつまいもは、ポテトグラタンならぬ「さつまいもグラタン」へのアレンジもおすすめ。天ぷら用さつまいもは薄切りなので、すぐに火が通るのもうれしいポイントです。
さつまいもをほかの具材と一緒に潰しながら炒めれば、ソースになじんで“とろ~り”とした食感に。あとから加えれば、ほくほくの食感を味わえます。
写真のように凍ったままのさつまいもをトッピングしても、オーブントースターや魚焼きグリルなどで10分ほど焼けばちゃんとやわらかくなりますよ。お好みの食感にあわせて、入れるタイミングを調整してみてくださいね。
商品情報
■商品名:天ぷら用さつまいも
■価格:257円(税込)
■内容量:500g
■原産国:ベトナム
■販売場所:全国の業務スーパー各店
業務スーパー「冷凍さつまいも(皮なしスティックカット)」
業務スーパーの「冷凍さつまいも(皮なしスティックカット)」は2021年8月頃にリニューアルされ、パッケージと産地、皮の有無が変更された商品。以前の商品は「ベトナム産・皮あり」でしたが、リニューアル後の商品は「インドネシア産・皮なし」になっています。
こちらの商品を購入した際も、「天ぷら用さつまいも」と同じくひとかたまりになってしまっていました。取り出すときは少し室温に置いておき、使いたい分だけ剥がすようにしてみてくださいね。
スティックタイプのさつまいもの使用方法は、パッケージによれば「170度に温めたたっぷりの油で7分間揚げてください」とのこと。大学芋にしたり、砂糖をまぶしたりする食べ方がおすすめされています。
しかし、こちらの商品も揚げるに限らず用途はいろいろ。室温に5分ほど置いておけば包丁でカットできるので、さつまいもダイスとしても使いやすい商品です。また皮がついていないため、離乳食やなめらかに仕上げたいお菓子などにもぴったりですよ。
解凍方法は天ぷら用さつまいもと同じく、耐熱のガラス容器に入れてラップをかけ、電子レンジ500Wで3分間加熱。見た目や食感は、ストレートタイプのフライドポテトに似ていました。
ほくほくしていてほのかな甘みがあり、料理にもお菓子にも使いやすそうだなという印象です。また先にご紹介した「天ぷら用さつまいも」よりも厚みがある分、スティックタイプのさつまいもはしっとり感が強めです。
それでは「冷凍さつまいも(皮なしスティックカット)」の簡単アレンジをご紹介していきます。
簡単デリ風!さつまいもとミックスビーンズのサラダ
電子レンジで解凍したさつまいもに、ミックスビーンズとマヨネーズ、粒マスタード、塩こしょうを混ぜ合わせたら、「デリ風さつまいもサラダ」の完成!マヨネーズはギリシャヨーグルトやクリームチーズでも代用できます。粉チーズやにんにく(すりおろし)でパンチを効かせるのもおすすめです。
ミックスビーンズは、同じく業務スーパーで販売されている冷凍の「サラダ豆」が便利。電子レンジ解凍で食べられるので、さつまいもと同じタイミングで温め可能です。副菜を足したいとき、さっと温めて調味料で和えるだけで簡単にサラダが作れますよ。
やさしい甘さ。メープルバターおさつマフィン
スティックのさつまいもをサイコロ状にカットすると、焼き菓子のフィリングやトッピングにぴったり。凍ったままのさつまいもをバターで炒めてメープルシロップを絡めれば、そのまま食べてもおいしい「メープルバターおさつ」のできあがりです。
写真ではメープルバターおさつをマフィン生地にたっぷり混ぜ込んで、「メープルバターおさつマフィン」にしてみました。パウンドケーキに混ぜたり、パンのフィリングとして使ったりするのもおすすめですよ。メープルシロップがない場合は、はちみつでも代用できます。
商品情報
■商品名:冷凍さつまいも(皮なしスティックカット)
■価格:246円(税込)
■内容量:500g
■原産国:インドネシア
■販売場所:全国の業務スーパー各店
冷凍庫に常備したい便利さ!
業務スーパーの冷凍さつまいもは、思い立ったらすぐに使えるかなり便利な食材です。料理やお菓子作りに使うのはもちろん、電子レンジで解凍してそのままおやつにもできます。
作りたいメニューによって「薄切り・皮あり」、「スティック・皮なし」の2商品を選べるのもうれしいポイントです。実食レビューやご紹介したアレンジを参考に、ぜひ業務スーパーの冷凍さつまいもを使ってみてくださいね。
※掲載商品の情報は公開時点のものです。店舗によっては取り扱いがない、または販売終了している場合もありますので、あらかじめご了承ください。
※本記事は個人の感想に基づいたもので、感じ方には個人差があります。