冷凍アボカドでビールがウマい！速攻おつまみ「ガーリックアボカドシュリンプ」【調理家電でラク家事ごはん #11】
さっと炒め合わせるだけ！「ガーリックアボカドシュリンプ」
アボカドを冷凍しておけば、サラダ、炒めもの、揚げもの、スープなど、好きなときに食べごろのアボカドを食べられます。それはつまり、いつでも簡単においしいおつまみが作れるということ。
そんな冷凍アボカドを活用した簡単レシピを紹介している、2021年8月の【調理家電でラク家事ごはん】シリーズ。今回は「ガーリックアボカドシュリンプ」の作り方を教えてもらいました。温かいアボカド料理のなかでもお気に入りのレシピだそうです。
材料（2人分）
・冷凍アボカド（ダイス）……80g
・冷凍むきえび（大）……160g
・にんにく（みじん切り）……1片
・小麦粉……適量
・オリーブオイル……大さじ1杯
a. バター……5g
a. しょうゆ……小さじ1/2杯
・塩……少々
・粗びき黒こしょう……適量
・レモン（くし切り）……適量
下ごしらえ
アボカドをレンジ600Wで20秒ほど加熱するか、冷凍庫から出しておき、半解凍の状態にしておきます。
「今回使う冷凍アボカドは、2cm角のダイス型がおすすめです。えびと大きさを合わせるためなのですが、用意がなければほかの大きさに切ったものでもかまいません。アボカドの分量はえびの半量程度がおすすめです」
作り方
調理時間：10分
1. むきえびに小麦粉をまぶす
むきえびを解凍して水気をふきとり、小麦粉を薄くまぶします。
「小麦粉をまぶすのは、えびが縮んでしまうのを防ぐためと、味が絡みやすくなるようにするため。できればある程度食べ応えのある大きさのえびを使ってください。むきえびがなければシーフードミックスでもいいですよ」
2. にんにくを火にかけ、香りがたったらえびを焼く
フライパンにオリーブオイルをひいてにんにくを入れ、弱火にかけます。にんにくの香りがたったら中火にし、えびの両面を焼きます。
「えびの両面にこんがりと焼き色がつき、カリッとするまで焼いてください」
3.（a）とアボカドを加えて炒め合わせる
えびに火が通ったら（a）とアボカドを加えます。さっと炒め合わせ、塩で味を調えましょう。
「冷凍したアボカドは崩れやすいので、フライパンをゆするようにしてさっと炒め合わせてください。火を通すというより味を絡めるくらいの感じで結構です。しょうゆだけで調味すると全体が茶色くなってしまうので、塩も使っています」
4. 盛り付ける
器に盛り付け、粗びき黒こしょうをふります。仕上げにくし切りのレモンを添えたら完成です。
「箸で器に移すとアボカドが崩れてしまうので、フライパンを傾けて器にそっと盛り付けるようにしてください。見栄え良く盛り付けるコツは、リムが大きくてやや深さのある器の中央に、なるべくこんもりと盛ることです」
「粗びき黒こしょうはたっぷりとふるのがおすすめです。ふればふるほどお酒がすすみます。レモンをしぼるのも忘れずに！」
えび×アボカド×にんにくでビールが止まらない！
「淡白で歯ごたえのあるえびと、濃厚でなめらかなアボカド。味と食感、それぞれのコントラストが楽しいひと品です」
えびの食感がアボカドのやわらかさを補い、アボカドの油分がえびの淡白さを補ってクリーミーなソースのようにえびにからみます。そこにガツンと際立つにんにく＆バターしょうゆ。食べる手も、ビールを飲む手も止まりません！
さらに、えびのほんのりとした赤とアボカドのライトグリーンの対比も美しく、夏らしさを感じさせます。
「このおつまみと一緒にいただくなら白ワインやビールがいいですね。夏らしくキリリと冷えたお酒によく合います」
次回は「アボカドとコーンのひと口かき揚げ」
次回の冷凍アボカドおつまみは、「アボカドとコーンのひと口かき揚げ」。おうちによくある食材と調味料だけで、まな板を汚さずササッと作れるレシピ。晩酌のお供になるだけでなく、お子さんもきっと大喜びするひと品です。乞うご期待！
取材・文／神谷真樹
撮影／木下 誠
