神戸がニューカッスル退団の元日本代表FW武藤嘉紀を獲得 「チームのヴィジョンに強く共感」

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ヴィッセル神戸は7日、元日本代表FW武藤嘉紀(29)を完全移籍で獲得することを正式発表した。

武藤は慶應大学在学中の2014年2月にFC東京へと正式入団し、キャリアをスタート。公式戦61試合で26ゴール5アシストを記録した。

すると、2015年7月にマインツへと移籍。マインツでは公式戦72試合で23ゴール11アシストを記録し、そこでの活躍が認められ、2018年8月にニューカッスルへと移籍する。

しかし、プレミアリーグでは結果を残せず、構想外になると、2020-21シーズンはエイバルへとレンタル移籍した。

スペインで初のプレーとなったが、ラ・リーガでは26試合で1ゴール2アシストとここでも結果を残せず、チームもセグンダ・ディビシオン(スペイン2部)に降格していた。

武藤はニューカッスルへと戻り、プレシーズンを過ごし、プレシーズンマッチにも出場したが、スティーブ・ブルース監督の構想外であることは変わらず、3日に契約解除。ギリシャのアリス・テッサロニキ行きも噂されたが、神戸加入が決まった。

武藤は6年ぶりとなるJリーグ復帰に向け、クラブを通じてコメントしている。

「この度、ヴィッセル神戸に加入することになりました武藤嘉紀です。チームの皆様から大きな熱意を持ってお誘いいただき、また自分自身もチームのヴィジョンに強く共感したため、今回の移籍を決断致しました」

「1日も早くチームに溶け込み、神戸のサポーターの皆様には自分ができる最高のプレーをご覧いただき、一緒に勝利を分かち合いたいと思っております。また、今までサッカーを通して知り合えたチームメイトやスタッフ、今回の移籍にお力添えいただきました方々、そしてこれまで支えてくださった全ての皆様への感謝を忘れずに精進してまいります」

神戸は今シーズンの明治安田生命J1リーグで15得点を記録していた日本代表FW古橋亨梧がセルティックへと移籍し、新たなストライカーを探していた。

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