【MLB】大谷翔平、“延長の延長”でソトに敗れる HRダービー初戦「疲れました。楽しかった」
ホームランダービー初戦はサドンデスも敗退
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は12日(日本時間13日)、オールスター前日に行われるホームランダービーに出場。1回戦ではナショナルズのフアン・ソト外野手に延長戦の末敗れ、初戦敗退となった。終了後のテレビインタビューでは「延長の延長だったので、疲れましたね」と振り返った。
先攻のソトは22本をマーク。続いて大谷の名前がコールされると、クアーズフィールドは歓声に包まれた。捕手を水原一平通訳が務める中、競技開始。序盤は低いライナー性の打球が続き、なかなか柵越えが生まれない。残り1分20秒で休息を取り、花巻東高校の先輩・菊池雄星(マリナーズ)から水分を受け取った。「疲れた」と口にもしていたが、後半に入り徐々に本領を発揮。計16本を放って1分間のボーナスタイムに突入した。
ボーナスタイムでは6本を放ち、ソトに並んで1分間の延長戦に。ここも6本ずつで28本と並び、決着がつくまでの3スイングずつを打つ延長戦に入った。ソトは3スイングで3本とも柵越えしたが、大谷は最初のスイングでゴロを放ってしまい、敗退が決定。ソトと抱き合い、健闘を称え合った。
終了後のテレビインタビューでは「延長の延長だったので、疲れましたね。最後の30秒が凄く長くて、凄い疲れました。(これほど疲れたことは過去に)ないですね。楽しかったです。雰囲気も楽しめているしよかったです」と振り返った。
明日のオールスターゲームには、「1番・投手」で二刀流出場する。「疲れましたけど、これから休んで明日に備えたい」と意気込み。日本のファンには「勝てなかったですけど、雰囲気だけでも楽しんでもらえたら」とコメントしていた。(THE ANSWER編集部)