【豆知識】ししとうは冷凍できる?賢い保存方法や劣化の見分け方を教えます
ししとうの上手な保存方法
一年中お店に並ぶししとうですが、夏が旬の野菜です。ししとうは常温だと劣化が早く、あまり日持ちしません。ししとうを保存する適温は8~10度なので、冷蔵庫で保存するようにしましょう。湿度にも注意が必要なので、野菜室での保存が適しています。
ししとうを冷蔵保存する場合
1. 水気をふき取る
余分な水分がついているとそこから腐ったりカビが生えてしまいます。ペーパータオルで水気をしっかりとふき取りましょう。
2. ペーパータオルで包んで、保存袋に入れる
ししとうが重ならないようにペーパータオルで包み、保存袋に入れて乾燥を防ぎます。そのまま野菜室に入れて保存しましょう。
冷蔵での保存期間
ししとうは夏が旬の野菜なので、冷蔵庫の温度は少し低すぎます。冷蔵庫で保存する場合は、ほどよい湿度が保てる野菜室がおすすめ。冷蔵庫での保存期間は約4~5日です。
ししとうを冷凍保存する場合
ししとうが大量に余ってしまったり、長期保存をしたいときは冷凍保存がおすすめです。
1. ヘタを切る
ししとうを冷凍するときはヘタが硬くなるので、先に切っておくと便利ですよ。
2. 冷凍用保存袋に入れる
ししとうを洗ってしっかり水気をふいたら、重ならないように冷凍用保存袋に入れます。平らになるように空気を抜いてから、密閉しましょう。
3. 金属バットの上で冷凍する
冷凍するときは、金属製のバットにのせると急速で冷凍できます。
冷凍での保存期間
冷凍したときの保存期間は、約1ヶ月です。冷蔵よりは長持ちしますが、どうしても鮮度は落ちてしまいますのでできるだけ早く使い切りましょう。
料理に使用する場合
ししとうを自然解凍すると、中の水分が出てしまい食感が悪くなります。冷凍保存したししとうを調理するときは、解凍せずに凍ったまま加熱すると味の劣化がおさえられますよ。竹串に刺して焼くときも、なるべく半解凍の状態で調理しましょう。
食べられないししとうの見分け方は?
ししとうのヘタや種が黒ずんできたら、劣化のサインです。この場合はまだ食べられる状態ですが、全体に色が黒くなってきたり、糸をひいたり、変な臭いがしたら要注意! もちろんカビが生えているものは食べられませんよ。
ししとうは冷凍保存がおすすめ!
天ぷらにしたり、串に刺して焼いたり、さわやかな風味が魅力のししとう。できるだけおいしさを損なわないように、保存したいですよね。
冷凍庫のスペースも取らないので、ししとうをたくさん買ったときは冷凍保存がおすすめです。ご紹介した保存のポイントを参考に、新鮮なししとうを無駄にすることなく味わってくださいね。