『スクール・オブ・ロック』子役、車にはねられ死去 32歳
映画『スクール・オブ・ロック』(2003)の小学生ドラマー・フレディ役で知られるケヴィン・クラークが交通事故に遭い、32歳の若さで死去した。TMZ.comなどが報じた。
警察によると、ケヴィンさんが現地時間26日未明にシカゴを自転車で走行していたところ、20歳の女性が運転するヒュンダイ・ソナタにはねられたという。病院に救急搬送されたが、午前2時すぎに死亡が確認された。女性は逮捕はされなかったが、出頭命令が出されたとのこと。
『スクール・オブ・ロック』は、ミュージシャンでもあるジャック・ブラックが破天荒なロッカー教師を演じたコメディー映画。名門小学校にそぐわないニセ教師と小学生たちがロックを通じて交流を深めるさまを描いて多くのファンを獲得し、2013年にはキャスト&スタッフが再集結する公開10周年記念イベントも開かれていた。本人によると、同作にキャスティグされたのは実際にドラムを演奏できる子供だったからというだけの理由であり、『スクール・オブ・ロック』はケヴィンさんが出演した唯一の映画となった。その後は、プロのドラマーとして活動していた。
ジャックはケヴィンさんの突然の死に、Instagramで声明を発表。「打ちのめされる知らせだ。ケヴィンが逝ってしまった。あまりに早すぎる。美しい魂を持った人で素晴らしい思い出がありすぎて、心が痛い。彼の家族と『スクール・オブ・ロック』コミュニティの全ての人たちへ愛を贈ります」とつづっている。(編集部・市川遥)