業務スーパーの『バルト海いわし』はひとくちサイズでアレンジしやすい便利食材
業務スーパーで販売されている『バルト海いわし』をご存じでしょうか。
ラトビア原産の冷凍魚介。ヨーロピアンスプラットというニシン科の小魚です。オイルサーディン缶詰などに使われる品種ですね。ふわふわ系の食感で、軽めのおかず・おつまみ食材としても活用しやすい一品ですよ。
業務スーパー|バルト海いわし|213円
業務スーパーにて213円(税込、税抜198円)で販売中です。内容量は500g、カロリーなどの栄養成分表示は未記載。神戸物産がラトビアから輸入・販売するプライベートブランド品になります。
約10cmほどのマイナーな小魚です。同ボリュームの冷凍小魚には『子持ちカラフトししゃも』(500g・429円)や『わかさぎ』(500g・321円)があります。これらと比較すれば、業スー品のなかでも格安といえる価格設定ですね。
冷蔵庫に1時間前後置いて半解凍したら、レシピに応じた方法で加熱調理するだけ。一口サイズで身は薄く、ふわっと軽めの食感です。いわし特有の臭みはない代わりに、若干苦味が強め。わりと脂が乗っていて、そこそこの旨味が感じられます。
そのままグリルで塩焼きにするだけでも、軽いおつまみにはバッチリなおいしさ。小骨はそれなりに感じるけど、気にならない程度。皮目を含めて、パリッとした口当たりに仕上がります。食感的に一番近いのは子無しのししゃもですね。
オイリーで柔らかいため、皮目が切れやすく、加熱しすぎると腹から裂けやすい点も要注意。それ以外は無難なクオリティです。生姜煮、唐揚げ、南蛮漬けなどのレシピにアレンジ可能で、価格以上の使い勝手ではありますよ。
特徴をまとめると以下のようになります。
ラトビアから輸入された10cm前後の冷凍小魚(ヨーロピアンスプラット)脂のりの良さと強めの苦味が個性的で、軽めのおかず・おつまみ用途に使いやすい身が薄いふわふわ系の食感で、ちょっと頼りないけど価格を考えれば悪くないクオリティもう少ししっかりした食感が好みなら『子持ちカラフトししゃも』(500g・429円)がおすすめ