毎朝時間がかかりがちな、髪のセット。手軽に、安全に、髪を巻きたいものです。

「不器用な人でも簡単に使えます!」というダイソーのアイテムを、美容に詳しいライターの高木沙織さんがレポートしてくれました。



ダイソーの「クリップ熱伝導ヘアブラシ」の感想とおすすめポイント



皆さんヘアスタイルをセットするとき、なにを使っていますか?


ロールブラシ? コテ? 筆者はコテ派。コテで毛先にカールをつけるのですが、まあ不器用なもので、「どうしてカールがそっち向きに?」なんてことはしょっちゅうです。また、うっかりやけどしそうになることも。

便利なのだけれど、ちょっと扱いにくいのが筆者にとってのコテ。
コテを使わずにカールをつける簡単な方法なんてないのかなと思っていたら、ありました!

●韓国でも大人気。ダイソー「クリップ熱伝導ヘアブラシ」



今回使ってみたのは、100円ショップ・ダイソーの「クリップ熱伝導ヘアブラシ」。

「クリップ熱伝導ヘアブラシ(28mm)」220円 ※200円商品です

熱伝導に優れたアルミニウム素材のヘアブラシで、ドライヤーの熱によって髪をストレートにしたり、カールさせたりすることができるアイテム。

韓国のダイソーではかなり前から販売されている大人気の商品なのだそう。


筆者が購入したのは28mmサイズのいちばん細いもので、ほかにも37mm、47mm(各330円)の商品もラインナップしています。

手に持った感じではコテよりもだいぶ軽く、コードもついていないので扱いやすそうな印象。

それでは、早速使ってみましょう!

●外ハネ、内巻き、ショートボブで試してみました




現在の筆者の髪はショートボブ。
普段は髪を上下2つにブロッキングして下側を外ハネ、上側を内巻きにしています。


ここでまず、本体の下部に付属しているセクションピンを引き抜いて、ブロッキングのための分け目をつくります。

それでは下側からカールさせていきましょう。
髪の中間あたりから滑らせるようにブラシを通していき、カールさせたいところでコテクリップで髪を挟みます。

外に向けてクルン。

このコテクリップ、いいですね。
髪をパラパラと取りこぼすことなく、しっかり挟んでくれます。少量ずつカールさせていくといいようです。


ブローのときのパチパチとした静電気が起こりにくいセラミックコーティング。そして、毛の絡まりを防止するジグザグブラシは、200円商品とは思えない使い心地のよさを実現!


ドライヤーの温風をやや離れた場所からあてて、スッとブラシを引き抜くと…ちゃんと外ハネになりました。

下側の髪を外ハネにし終えたら、次は上側の髪を内巻きに。


使い方のコツは、ロールブラシと同じ。
髪をブラシの目にしっかりと入れ込み、やや引っ張るようにしながら毛先まで移動したらカールさせたいところで、いったんキープ。
ドライヤーの温風をあて、仕上げに冷風に切り替えてあげると、よりまとまりやすくなります。


自然な内巻きの完成です。

●前髪にも使ってみた



コテで前髪を巻くのって、おでこをやけどしそうで結構ドキドキするんですよね。


ですが、「クリップ熱伝導ヘアブラシ」は本体が熱を発するものではないので、前髪のセットも安心して行えます。
※温風をあて続けて温めすぎないよう、くれぐれも安全に使用してください。ブラシ部分は尖っていますので、顔や肌の近くで使用するときは気をつけましょう。

コテのようにしっかりとした強めの長持ちするカールとまではいきませんが、ロールブラシよりはクルンと。ナチュラルに仕上がりました。

こちらの商品、濡れた髪にも乾いた髪にも使えるそうなので、朝の忙しい時間に活躍してくれる予感。

ただし、「クリップ熱伝導ヘアブラシ」も使用中・使用後は伝導板が熱くなるので、小さいお子さんがいる方は、安全な場所に置いておきましょう。

コテでもない、ただのロールブラシでもない、「クリップ熱伝導ヘアブラシ」
一度試してみてはいかがでしょうか。

●教えてくれた人
【高木沙織さん】



ヨガインストラクター・ライター。ボディメイクからリラックスまで幅広く体の悩みに対応。スーパーフードエキスパートの資格をもち、運動・食の面から多角的に美容と健康をサポートする。