スイッチひとつで開閉できるのがポイント!「泡立て器(開閉式)」

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卵を溶くときやドレッシングを作るときにシャカシャカ混ぜる用の泡立て器。わが家では長年、100均で購入した細いステンレス製ワイヤー10本のものを愛用しています。

【画像を見る】スライドを上に上げると、本体がパカッと開いてトングに!

が、洗い方 or 扱い方が乱暴だったのか、ワイヤーの重なり?がズレてしまい、間隔も不均等になって、使いにくい!

製菓用の大きなホイッパーもあるのですが、ちょっと卵をかき混ぜるだけ…ドレッシングやソースを作るだけ…というときにまで使うのは場所を取るし、洗うのも面倒だし。

普段使いのかき混ぜ用は、やっぱり小ぶりのほうが便利なので、そろそろ新しいのに買い替えるかな〜と【ダイソー】でチェックしてみることに。

泡立て器といっても今や100均ショップにはステンレス製のものをはじめ、ポリプロピレン製のものや1つでいろいろな用途に使えるものなど、いろいろあるんですね。

どれにしようかな〜♪と楽しく迷った末、選んだのがコレ。

「泡立て器(開閉式)」110円(税込)です。

開閉式って、どういうこと?とパッケージを見てみると…

本体を閉じた状態で泡立て器として、開いた状態だとトングとして使えるのだとか。

そういえばトングもちょうど欲しかったことを思い出し、これ1つ買えば大丈夫じゃん♪となったのが購入の決め手(笑)。

材質はポリプロピレン。

サイズは約縦28×横6.5×厚さ6cm。

かき混ぜに使う先端の球形部分は6.5×6×8cm程度とやや小さめで、子どもの握りこぶし大。

開閉の決め手が、柄の上部にあるスイッチです。

スイッチが下まで下がっていると、本体はしっかり閉じたまま。泡立て器状態です。

でも、上にスライドさせると…

柄の部分も含めて本体が開いて、トング状態に!

予想はついても、実際にすんなりパカッと開いたときは、おっ!面白い♪と思わずニンマリ。ちょっとこれ、楽しいかも(笑)。

スイッチの上げ下げもいたってラク&スムーズです。

では、それぞれの使い勝手はどんなもんでしょう? まずは泡立て器として使ってみることに。

ボウルに卵を2個割り入れて、混ぜ混ぜ。

溶きほぐしはラクラクです。

ポリプロピレン製だからか、ワイヤー?部の1本1本が針金形状のものに比べて太めだからか、ボウルへの当たりもソフトな感じがします。

卵白の泡立てはちょっと時間がかかりますが、オムレツとかにするには十分かと。

ただし、お菓子用のメレンゲを作る、生クリームを泡立てるとなると、正直厳しいものが。

でも、それはこれだけに限ったことではなく、先端の丸い部分が小さいものは卵白に含ませる空気の量も少ないので仕方ありません。

やっぱりこれは、普段の調理時のかき混ぜ用に専念?してもらうことに決定。

続いて、トングとしての使い勝手をパスタでチェック。

柄が長い分、安心してパスタをつかむことができ、つかんだあとも安定したキャッチぶりです。

さらに嬉しかったのは、使用後。スイッチを上げてパカッと開いた状態で洗えば、丸い部分もラク〜にくまなく洗えて、汚れがしっかり落とせます! 

ステンレス製の泡立て器を、汚れをしっかり落とそうとした挙句、歪ませてしまった身としては、この洗いやすさは嬉しい限り。

収納も、ターナーや菜箸などをまとめて入れている筒型スタンドに、柄の部分を差し込んじゃえばOK。

これまで使っていた泡立て器は柄が短めだったのでスタンドに差し込めず、流し台下の引き出しに入れていたのですが、出し入れするたびに周囲のものが引っかかるのが難点でした。それを無理やり引っ張って出していたのも、歪んだ一因のような…。

でも、これならそんな心配もありません。

わが家のように、ステンレス製泡立て器のワイヤーがズレたり歪んだりしているご家庭は、意外と多いのでは?

買い替えを考えているなら、ぜひこれも選択肢の1つになりそうですよね!

文=カッパスキー