今月11日に行われた佐野市長選挙で、四つ巴の激戦を制して初当選した前の県議会議員の金子裕新市長が19日、初登庁しました。

金子市長は19日午前10時ごろ、佐野市役所に登庁し、市民や職員などの出迎えを受けました。

金子市長は市議会議員や県議会議員として30年あまりを務め、合併後の新しい佐野市が誕生した2005年の市長選以来、2度目の挑戦で当選を果たしています。

幹部職員への訓示では新型コロナウイルスへの対策と東日本台風からの復旧・復興の加速を重点施策として、自身が政治の基本姿勢とする「人とのつながり」を柱に市民生活の向上を目指すと述べ、職員と協力して課題に向き合っていくと呼びかけました。

今回の市長選挙は4人が立候補する保守分裂の激戦だったこともあり、佐野市の融和を図り「進化する佐野市」「選ばれる佐野市」に向けてしっかり取り組むとしています。