5月5日「こどもの日」を前に、那須塩原市の板室温泉で子どもたちの成長を願う、こいのぼりが飾られています。

清流・那珂川の上を102匹のこいのぼりが悠々と泳いでいます。

これは温泉街を盛り上げようと、地元の旅館や飲食店などでつくる実行委員会が20年以上、毎年この時期に行っているものです。

健康のゆグリーングリーンの前の「やすらぎばし」を挟んで14日から始まりました。

これらのこいのぼりは、温泉街を訪れる観光客や市民から寄せられたものだといいます。

板室地区でも新型コロナウイルスの影響は大きく去年の宿泊者数は3万5千人あまりと、おととしの半分ほどになりました

徐々に客足が戻りつつあるとはいうものの、例年より少ない状況が続いています。

そうした中でも心に明かりを灯すような元気な鯉のぼりの姿に、訪れた人が足を止めて見入っていました。

こいのぼりは5月末まで楽しめ、実行委員会ではSNSに写真を投稿する企画も検討しているということです。