新型コロナウイルス感染拡大防止のため、去年この時期に休園していたあしかがフラワーパークでは、2年ぶりとなる大藤まつりが15日からスタートしました。

あしかがフラワーパークで、350本以上の藤の花と5000本以上のツツジが咲き乱れる大藤まつりが始まりました。

現在、うす紅藤が見ごろを迎えています。

園内のシンボルでもある樹齢160年の大藤は例年より10日ほど早く今月5日に開花を観測、過去最も早い開花だったといいます。

開花状況は現在2割ほどで、来週に見ごろを迎える予定です。

あしかがフラワーパークでは大藤の開花を受けて、例年開催している大藤まつりを予定より2日早くスタートさせました。

大藤まつりの期間は例年70万人ほどが訪れますが、去年はこの時期、およそ1カ月間休園し、春の園内は2年ぶりの公開となりました。

これから県外からも多くの来客が見込まれるため、園では検温や消毒、一定の距離を保ってもらうための表示など感染防止対策を徹底しています。

イベント初日の15日は多くの観光客が訪れ、写真に収めるなどして藤の美しさを感じていました。

大藤まつりは来月23日まで開かれ、ライトアップは17日から始まります。