総務省が行った2020年の家計調査から宇都宮市の傾向を読み解きます。

調査対象となるのは、全国52の市や区で、県内では宇都宮市がこれに含まれています。

なじみが深いのは、静岡県浜松市とのギョーザ日本一を巡る争いですが、去年1年間の宇都宮市の家計支出は「3694円」で惜しくも2位。

この3年間で見ると2018年は浜松市、2019年は宇都宮市、2020年は浜松市となっています。

最近は宮崎県宮崎市が、この争いに名乗りを上げてきています。

そして、その他の食品でも宇都宮市が全国上位のものがあります。

1世帯あたりの支出で宇都宮市が上位なのがこちら、プリンは全国1位、お茶飲料も全国1位です。

2位はギョーザのほか小麦粉も。 

しもつかれに使われるダイコンは3位です。

栃木県民は寿司が好きといわれますが4位にはまぐろ、同じく4位にパスタ、5位に生のうどんとそばが入りました。

逆にワーストのもの、意外なことにコメが下から5番目の48位でした。

また、スイカや干しシイタケも低い順位です。

まぐろは4位でしたが、ほかの鮮魚となると48位と下位でした。

こうした「家計調査」は私たちの生活にかかる家計の実態を把握して、国の政策立案のための基礎資料とする統計調査で毎月、行われています。

宇都宮市民の食の傾向がなんとなくわかる気もしますね。