イチゴの生産量日本一を誇る栃木県の農業大学校に全国初の「いちご学科」が新設され、7日に1期生9人が入学しました。

宇都宮市上籠谷町の県農業大学校には、今年度67人が入学しました。

この学校では今年度、イチゴの栽培ついて専門的に学ぶ「いちご学科」が全国で初めて設置されました。

生産量が半世紀以上日本一を誇るいちご王国・栃木県ですが、農家の高齢化や担い手不足が課題となっていて、後継者を育てるのが狙いです。

いちご学科の1期生は、県内と東京都出身の18歳から45歳までの9人です。

9人は2年かけて専門知識や技術の習得、生産現場での実習などを経験し、独り立ちを目指します。

あいさつに立った福田 富一知事は「農業の未来を拓く人材に成長してほしい」とエールを送りました。