菅田将暉と有村架純の共演が続く理由『花束』に4月連ドラも
全国各地で桜の開花が観測されたうららかな朝。ブラウンのジャケットをはおり、満面の笑みで撮影に臨んでいるのは菅田将暉(28)。
3月中旬のこの日、関東近郊の廃校では4月開始の連続ドラマ『コントが始まる』(日本テレビ系)の撮影が行われていた。
「菅田さんや仲野太賀さん(28)らが売れない3人組のお笑いトリオを演じる青春群像劇で、この日は、母校でコントを披露するシーンを撮影していたそうです」(テレビ局関係者)
本作で’19年放送の『3年A組』(日本テレビ系)以来、2年ぶりに連ドラ主演を務める菅田。かつてないほど多忙な日々に追われているという。
「本作の撮影は3月上旬から開始しましたが、菅田さんはその直前まで別の映像作品の撮影をしていました。また本作終了後にすぐ、来年放送の大河ドラマ『鎌倉殿の13人』(NHK)の撮影が始まると聞いています」(前出・テレビ局関係者)
そんな菅田には“心の支え”となっている女性の存在が。共演者の有村架純(28)だ。菅田と有村といえば、大ヒット公開中の映画『花束みたいな恋をした』で恋人役を演じており、あまりに自然な演技から観客の一部で《本当に付き合っているのでは?》という声もあがるほどだ。
しかし実際は、ともに支え合ってきた“同志”のようだ。
■「会うたびに励ましてくれる」
「CMや映画での共演も多く、同じ関西出身なので、現場での息もぴったり。『花束』の撮影時は、長年付き合う恋人役ということで、休憩中にお互いのプライベートなことも話して、距離を縮めたそうです」(ドラマ制作関係者)
同い年の2人だが、有村が“姉”として菅田を温かく見守っているようだ。
「’16年の映画『何者』で共演した際、菅田さんはあまりの多忙さから終始ピリピリしたオーラを放っていたといいます。しかし、有村さんはそんな菅田さんに常に優しく接していたそうです。『花束』のイベントでも菅田さんは『会うたびに励ましてくれる。姉ちゃんかも』と話していました」(映画関係者)
『花束みたいな恋をした』に続き、『コントが始まる』でも共演している有村。インタビューで菅田についてこう評している。
《菅田くんは人に接する時、いつもその人のすべてを認め、受け入れてくれるんです》(1月30日「MOVIE WALKER PRESS」)
“相思相愛の姉”とともに菅田の新たな代表作が始まる――。
「女性自身」2021年4月13日号 掲載