栃木県内59の全日制の県立高校で12日、一斉に合格発表が行われ、受験生およそ1万人に春の便りが届きました。

宇都宮中央女子高校では午前10時、合格者の受験番号が掲示板に張り出されました。

受験生らは自分の受験番号を確認し、保護者や友人と喜びを分かち合っていました。

今年は新型コロナウイルス対策として、従来の高校での掲示板に加え、県の公式ホームページでも合格が発表されました。         

宇都宮中央女子高校では、普通科と総合家庭科合わせて281人が4月から校門をくぐります。

2022年に共学の「宇都宮中央高校」となるため、彼女たちが女子高最後の新入生となります。

県教育委員会によりますと、今年の入学者選抜の一般選抜の合格倍率は過去10年間で最も低い1.16倍で、学力試験の結果、受験生7、777人が合格しました

入学式は、宇都宮高校が4月6日、その他の高校は7日に行われます。