防災への決意新た 栃木県内でも追悼の催し 震災から10年
東日本大震災から10年、県内でも追悼の催しが開かれました。
東日本大震災で最大震度6強を観測した県内では、4人が亡くなり、133人が負傷、7万5000棟以上の住宅が被害を受けました。
東京電力福島第1原子力発電所の事故に伴う放射性物質を含む指定廃棄物の問題は、農家が一時保管を続けています。
また、福島県を中心に2,756人が県内で避難生活を送っています。
県は、この3月11日を「とちぎ防災の日」に定め、フォーラムを開いてきました。
しかし、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため去年に引き続き、今年も中止にし、長年、県内で火災や水害の予防に力を尽くしてきた人や団体をたたえる表彰式のみを県庁の昭和館で実施しました。
この中で福田 富一知事は、防災への決意を新たにしました。